無謀バンドマンは徒歩5分で小休止をとる。
- カテゴリ:音楽
- 2015/06/14 09:16:06
モータリーゼーションの現代、機材運搬には車がデフォルト。
しかし私は車の免許を持ってない。でも自分の機材を使いたい。
公共交通システムを使用すると、どないなことが起きるかを書いてみましょう。
まず荷物の総量は以下の通り。
ギター2本、着替えと水筒(私はハコで商品を御馳走になるのがキライ)、
エフェクター詰めたズタ袋、そしてアンプ。
難物はアンプです。一時期はミュージックマン410をかついで運んだ。
意外に軽いのですが、図体はデカイ。肩にかつぎあげる。
結果、右肩にアンプ、右手でおさえて、左肩に袋2つ、左手でギター2本提げる。
この姿勢で歩く場合、およそ5分で一回休憩をとる感じ。
まず近所のバス停まで。空いてる路線を選んで乗る。
駅ではアンプを階段下に放置して2回に分けて運ぶ。周囲の視線が痛くて楽しい。
電車が空いてる場合、自分が座ってアンプを腿に乗せて抱える。
いちおう球アンプだから、EL34は抜いてあるけど、キャスターがウルサイからね。
ほとんどの乗客はギョッとする。チンドン屋を見るような風情、うー楽しい。
山手線は混んでるから仕方ない、アンプはガラガラ転がす。
振動が各部にダメージを与えていくのが目に見えるようで、胃が痛くなる。
ショックアブソーバーやエアサス付きのキャスターはないものか、真剣に考える。
さて最寄駅到着、ハコまでは10分から15分という場合が多い。
対バンの若いのがいないか探す。あ、〇〇クン、久しぶり、今日もヨロシク。
へへへへ、ギター2本持ってもらった。助かった。
悲惨なのは帰宅時である。疲れた体をひきずるように一人で駅に向かう。
自宅最寄駅に到着、虚弱な私はだいたいここで断念、タクシーを使う。
……こんなん毎回やってればウンザリしますわな。
近年は大幅に縮小。まずギターは原則1本、弦は切れにくいエリクサー。
着替えは下着のみ、水筒もパスして現地調達、エフェクトも減らした。
アンプは40Wの古いローランドかヤマハ。ガタイが小さいのは助かる。
だが気に入ってる小型アンプはガタイの割に重い。10kgはありますな。
先日買った20Wは8kg弱、年寄りにはこの2kgの違いも重要。
でもねー、ヘッドだけのヤツを買う気にはならないんですよ。出音には拘る。
一般的なライブハウスではない場所での演奏が中心となり、
現場のアンプに頼るという方法が使えぬ。今後も大荷物は避けられない。
アンプに足があって、一人で現場まで歩いてくれないかなー。誰か開発して。
エリクサーは評判の芳しくない弦ですね。でも私には十分、ポリウェブ当時からけっこう使ってます。
切れやすいとの話、おそらく、急な張力変化に少々弱いというあたりが原因ではないでしょうか。
一般の弦に比べて、特殊加工のためか、引っ張り強度に関して弱い印象があります。
アーニー使うときは3弦7FのD→G、2弦10FのA→D等の2音半チョーキングも多用しますが、
エリクサーでこの手のプレイやってバチンときたことが数回。以降、1音半で留めてます。
ブライト感の無さも嫌われる原因でしょうが、巻弦の芯線の作りが一般と異なる気がします。
駅で困るのが改札通る時。
必ず引っかかります…
ところで、僕もメインギター以外はエリクサー使いますが、
某ショップのレビューを見ると、とにかく切れやすいという意見が目立ちます。
僕は一度も切れた事無いですが、何でそんなに切れるんだろ?