ためになる法律相談書「殴り込み手順解説」
- カテゴリ:仕事
- 2015/06/14 15:16:35
加害者の家の様子は、あらかじめGoogle Earthで確認済み、
ストリートビューで隣近所までアタマに叩き込みました。
弁護士が、以前行ったときは「人の住んでいる気配がない」と言っていましたが、
この家を、事故証明の住所にしているということは、
住民票があるということ、
それなのに住んでいないとなれば、もう一つ別の住処があるのかどうか、
近所の人に聞き込みをしなくてはいけません。
加害者の家についてみると、
軽くノックをしても誰も出てくる様子もなく、
玄関先には表札もありませんし、
インターホンも電源が切られていました。
次に声をかけてみましたが、
確かに、誰かが住んでいるような気配は全くしませんでした。
ふうん。
では、聞き込み。
表札がかかってないことを理由に、
まずご近所に「○○町××番地の、Mさんのおたくはこちらでしょうか」と、
めったに出さない優しい声と満面の笑顔で聞いてみました。
はい、当り。
加害者の家がここかどうかじゃないですよ、
どこにでもいる「世間話の大好きなイッチョ噛み」のおばちゃんに当たったのです。
ドンピシャ!
「え?ここやけど、何の用なん?
もう帰ってんねんけど、絶対でてきはれへんで。」
(え?なんで、でてこないの?)
「なんかね、郵便屋さんにも、書留なんか持ってくんな!言うて喧嘩してはるで」
(あ、内容証明郵便のことね)
「挨拶もせえへんし、町内会の係りも無視するねんで!」
皆さん、町内会で嫌われ者になるのはやめたほうがいいですよ。
居留守を使って出てこないということは、
一旦あきらめて、帰ったなと思わせなければなりません。
手間、かかるわ~。
はいもう一度、ふりだしに戻る。