Nicotto Town


猫野サンタ


サカキバラ君の「絶歌」。更生とは、償いとは?


 小悪魔猫がいうのもナンだけど、悪魔じゃないから、いいよね?

 巷ではサカキバラ少年Aが書き下ろした書籍「絶歌」が話題を集めている。すでい初版10万部が売れたって?オラはその内容を少し聞いただけで買う気が失せたけどね。一番の罪は「被害者側の承諾を得なかった」ことかな。まぁ、承諾されないとわかっていたから無断で出版したんだろうけど。

 その出版社のサイトには社長のコメント(出版を決断した理由)が書いてあったけど・・・まぁ、正論ぶった言い訳だよねぇ。あるブロガーさんは「幻冬舎の見城社長だったら、『出版社がみんなが読みたいもの、売れるものを出版して、何が悪い!』といいいそうだ」と書いてあったけど結局、責任をとるのは出版元でしょう。

 「被害者側の承諾を得なかった」のが罪だと思うのは、少年法で守られた少年Aは更生していないと感じたから。自分の罪を反省して償う・・・という気持ちよりも、賠償金を払うためよりも、やっぱり自己顕示欲が抑えられないんだなぁ、と。それがエスカレートしたら、また同様あ犯罪に走るんじゃないかな。

 どういう形で償うか?オラは、さだまさしさんの「償い」という歌が教えていると思う。過去に、裁判官が反省の足りない被告人に判決文とともに説教したとき、これを引用しているからね。

 歌の要旨は、交通事故で男性を轢き殺した青年が男性の奥さんから「人殺し!」とののしられる。それから青年は必死にコツコツと働き、給料の大半を奥様へ毎月、黙々と送金し続ける。

 7年間続けたある日、奥様から初めて手紙が届いた。「もう、送金はやめてください。主人を思い出してつらいんです」とつづられた後、「もう、あなたの人生を元に戻して」と。つまり、青年は被害者の遺族に許されたんだね。

 この歌を聴くと、小悪魔のオラは泣いてしまう。「罪を償う」ということは、「被害者に許される」ことが一番大切なんじゃないかなぁ。

 サカキバラ君は、さて・・・どうなの?





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