Nicotto Town


ぷっくりママ


父のマッサージ機


スポーツクラブからの帰り道立ち寄ったホームセンターでは父の日商戦最終日で店員さんが声をふりしぼっています。
日曜大工やガーデニングコーナーを作り盛り上げているようですが人はまばらで
プレゼントされる側のお父さんたちがちらほら覗いてる程度です。
母の日と違い父の日は盛り上がりに欠けるようですね。
私のPCまでもが父の日を「乳の比」とふざけた変換をして笑ってしまいました。

我が家は3人家族で一人息子は大学生になり関西地方で一人暮らしてます。
子供の手が離れ同世代の友人たちは年老いた両親と旅行へ行ったりおいしい物を食べに行ったりして親孝行をしてるようです。
私の両親は母が7年前、後を追うように4年後父も亡くなってしまいました。

決して裕福ではありませんでしたがそれなりに大事に育ててもらいました。
わかってはいても子供の頃の私は、職人で学のない父を心の中でバカにし、ボサボサ頭でホコリだらけで父の手伝いをする母をみっともないと思ってました。
私がそんなおバカで生意気な10代の頃、父の仕事場にマッサージ機のセールスマンがやってきて言葉巧みに契約していったようです。
母がいれば即断ったのでしょうが、実際職業病で腕を痛めていた父は購入してしまったようです。
職人の父は働くばかりで財布は母が管理してました。
一括払いでは買えず分割払いにしたようです。

セールストークが聞こえてくるようです。
毎日マッサージに通ったりお風呂やさんの100円入れるマッサージやることを考えたら1日2円の電気代で済みますよ。
実際いくらだったか知りませんが母も文句言わないところを見ると3~5万くらいでしょうか。
父は少ないおこずかいの中から数千円を毎月銀行へ振り込みに行ってたようです。

そのマッサージ器なるものはお風呂やさんにあるような立派な物ではなく
首から背中に沿ってイボイボがあってスイッチを入れるとブイ~ンと言いながら細かく振動するものです。
電位治療器と違い電気も流れず背中がブルブルするだけの物です。
子供の頃それを見た私は
「ふん そんなの騙されて買っちゃってバカみたい」
って覚めた目でみてました。
家族のために腕が職業病になるほど一生懸命働いてくれていた父に感謝もせずなんで最低な娘なんでしょう。
タイムマシンがあったらその時代の私をぶん殴ってやりたいところです。

 毎日とは言わないけどたまには肩を揉んであげればいいじゃないか!
 事務的に同じ強さで動く機械より素人でも人間の手の力加減の方が効果あるに決まってるだろう!


やはり効き目がなかったのでしょうか、そんなマッサージ器も押し入れの奥へ押し込まれていきました。
どういうわけか使わないのに30年近く捨て去られることもなく父の部屋の押し入れに眠っていたマッサージ器を私が記念に持ち帰りました。
ホコリをふき取りスイッチを入れてみました。
ブイ~ンと動き出しました。
数年前から五十肩に悩まされているのでちょっと使ってみました。
お~気持ちいい!
お父さん これ原始的だけどいいじゃないの


   お前もいつか使うかと思ってお父さん買ったんだよ


って父の声が聞こえてきたような気がします。

  ごめん ごめんね お父さん 
  今は腕の痛みもなくお母さんと楽しくすごしてるだろうけど
  私がお父さんたちのところへ行ったら毎日毎日 腕や肩揉ませてね


気持ちいいのになぜか涙があふれる父のマッサージ器でした。


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2015/11/16 18:33
お心使いありがとう存じます。
残念ながら、とっくにバトル中です。
諸事情で同居しますが、おいらははじめから不快です。
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2015/11/15 14:09
そんなほんわかしたものならいいですけど、前途は厳しいです。
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2015/11/15 07:17
お袋はさすがに途中で目が覚め、すがってくる野郎をやっとのことで離婚し、一人でのびのび薬局を経営してましたがこの度年齢を考慮して引退、来月からはおいらとカミさん、お袋と義母の4人暮らしです。
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2015/11/14 21:03
くだらない話なのに聞いてくださって有り難うございます。

バカたれは50代で野垂れ死にしました。
お袋は91歳で元気です。
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2015/11/14 10:30
馬鹿親父はテニス部国体出場の美男子、教育大だというが今となってはとても怪しい。学徒出陣帰りで親戚に次々と手を出し、会社では社長秘書と、出張先では台湾娘を囲い、やりたい放題。
給料はほとんど家に入れず、母親が製薬会社で働いて共同便所の都営住宅暮らし。
帰ってきた覚えがわずかでしたが母親はべた惚れでされるがまま。
成人してやっとうかがい知ったのですが、やつの金の使い方でびっくりしたのは、連れて行ってもらった近所の居酒屋で、その場にいた縁もゆかりもない人の分を「俺が払うから」と引き受けた時でした。
最後は自分で会社を興すんだと専務にまでなった中堅出版社を退職し、見事に失敗。
そのころ薬局を経営するようになった母親(つまり野郎の配偶者)にたかって生きる体たらく。
そしておいらにも寄りかかってきそうになったので家出しました。
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2015/10/29 22:17
黒糖いなりさんへ

ありがとう。
おいしそうな名前で初めましてだけど親しみを感じますね。
また遊びに来て下さいね。
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2015/10/29 06:27
泣きました。
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2015/07/08 09:43
リオンちゃんへ

素敵な情報ありがとう。
大阪で七夕伝説ってギャグかと思うよね。
神戸あたりなら何となくわかるけど。
セナは歴史が好きだから「一人で」調査に行くかもね。
今、中国語勉強中だよ。
ロマン ロマンはねぇ
大阪に永住したとしてもいつになることやら。

お嬢さんたちはロマン ロマンしてる?
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2015/07/08 06:23
そうだmama!セナ君に伝えてよ

終わってから言うのもなんだけど(;^ω^)セナ君あと3回は
大阪で七夕を迎えるでしょう?

リオンの住む街はね『七夕伝説発祥の地』なんだよ
ロマンいっぱいだよ~ 彼女ができたらさ~
一緒に散策すればいいよ まぁ1つ1つはショボかったりするけどさ(*^▽^*)

それと 
ここは 韓半島から日本に初めて 漢字が伝わった場所だって~
私は歴史苦手だけどね

食べ物のことばっか言ってないで こういうことも伝えとこうと思ったんだ(*^^)v

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2015/06/23 21:33
ばんびちゃんへ

家庭?あまり意識したことないけど、とにかくおバカな娘だったよ。
  「学生の時ちゃんと勉強しないから身体を使う仕事しかできないんだ」
って父のこと思ってた。
バランスよく何でも出来ることも素晴らしいけど
特化した技術を身に着けて一家を養っていけることも同じくすばらしいんだよね。
父は畳職人なんだけど見てるほど簡単じゃないんだよ。
角が必ず90度じゃないし建蔽率の関係で斜めの畳もあるし。
ちゃんと計算して割り振ってピタっと部屋に収めてるんだからバカじゃできないのにね。
バカは私だったよ。
今となっては詫びようもないけど残りの人生畳屋の娘だってこと胸張って生きて行くよ。

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2015/06/22 22:37
ママのブログを読むたびに こういうのを家庭っていうんだろうな
羨ましく思ってるよ^^
てかそのマッサージ機! うちにもあったような記憶が・・・w ( *´艸`)
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2015/06/21 23:04
naoちゃん リオンちゃん
二人ともお父さん健在でうらやましいよ。

父は不器用で難しい事は苦手だったけど
手放しでかわいがってくれたよ。

二人もこれからお父さんとケンカしたり鬱陶しく思う時もあると思うけど
「共に過ごせる時間」は永遠にないってこと心の隅に置いて悔いが残らないよう素敵な時間を過ごしてね。
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2015/06/21 07:45
mamaのブログで泣かされるの何回目だろ


近所に住んでて ソッと見守ってくれてる両親に感謝はしてるけど
いや 感謝してるつもりかな?

娘として もっとちゃんとするよ      mama ありがとう
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2015/06/20 21:41
(     ●  _  ●。。。。。。) 涙ポロポロ

明日は ketaに 優しくしてあげよぅ




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