土日月で，２か月振りに千葉に帰ってきました。

娘は，６月分の小遣いをやっと貰えて喜んでいました。
高知に出張した時に買った，坂本龍馬に扮したスヌーピーの
クリアファイルやボールペンのお土産も喜んでいました。
カミサンへのお土産は，瀬戸物で出来た小さな 「はりまや橋」 です。
これも，玄関の靴箱の上に飾られ，
元から我が家にあったガラス細工のカエル２匹が乗せられ，
結構気に入ってもらえました。
ホントは，「はし」 だけに箸置きらしいんですけどね。
まあ，いいです。（笑）


日曜日は，娘の高校の野球部の試合でした。
チアガールなどの応援団と娘のいる吹奏楽部が応援に行き，
私とカミサンは娘の応援に行きました。

試合は，途中で逆転あり，９回裏で１点差への追い上げありで，面白かったです。
チアガールは相手校の方が上手だったようですが，
吹奏楽部はこっちの方が上手でした。（何か？）

吹奏楽部出身の私もカミサンも，
高校生の頃に同じように野球の応援をしたので，
とても懐かしかったです。


夕方，近所のスーパーにカミサンと二人で買い物に行きました。
今夜はいろいろなつまみで飲もうということになり，
私は刺身の４点盛りを選ぶことにしたのですが，
組合せが，マグロ，ハマチ，イカ，甘エビか，
甘エビの代わりにサーモンか，どちらかの組合せしかありません。

カミサンが大好きなエビ入りにすべきか，
娘が大好きなサーモン入りにすべきか。
う～ん。う～ん。
どちらも入っている６点盛りもあるけど，
今夜は刺身以外の肉料理とかも買うんだから，
６点盛りは多いよなあ。
う～ん。う～ん。

かなり長いこと悩んで，「ええい！　今夜の主役はムスメンだ！」 と，
サーモン入りのパックを掴んで振り向くと，真後ろにカミサンが立っていたので，
パックを差し出しながら 「こっちでいいよな」 と言おうとしたら，
カミサンは目をまん丸くして，怯えている表情をしました。
よく見ると，身長も髪型も着ている服もそっくりな，知らない奥さん！

あ・ぶ・ねーっ！
「こっちでいいよな」 って，口から出る寸前で止めてよかったー！

慌ててカミサンを探すと，かなり離れた所で，
こっちを見ながらニヤニヤしていました。
近付いて刺身を渡すと，
「あの奥さんに渡しそうになったでしょ。
絶対間違えると思って期待して見てたのに～」 ときたもんだ。
そういうこと，やめれ！　＞＜

レジに行くと，カミサンが
「今日は全品５パーセント引きなんだよね～」 と言いました。
私　「全品ったって，雑誌は対象外だろ？」
敵　「本もじゃないかなあ」
私　「本は，再販制度ってえのがあって どこでも同じ値段だから，
　　　値引きはしないだろう。試しに何か買ってみるか？」
私はレジの列を離れ，
雑誌コーナーに行ってイラストロジックというパズルの雑誌を選び，
急いでレジに戻って カミサンのカゴに雑誌を入れようとして，
「はっ！」 と息を飲みました。

カミサンじゃない！　刺身コーナーにいた奥さんじゃん！　＞＜

そ～っと離れてカミサンを探すと，
敵は肉コーナーの方からゆったりとこちらに歩いてきます。
私　「どこに行ってたんだよ～」
敵　「ハム忘れてた」
私　「またあの奥さんに声掛けるとこだったよ～。危なかったよ～」
敵　「きゃは！　やっちゃえば面白かったのに！」
面白くないってば！　やめれ！　＞＜


夜，３人とも食事が済み，
私は惰性で飲み続け，娘はソファで本を読んでいた時，
カミサンは夜だというのに洗濯をして，
ベランダに出て窓を全開で洗濯物を干し始めました。

すると！　何やら，体長５センチぐらいの でけえ虫が入ってきました！
「ハチだ！」 「でけえ！」 「怖ええ！」 とパニックになる３人。
娘は隣の部屋に避難。
カミサンは 「お父さん，やっつけて！」
私は 「むむむむ，無理！　でか過ぎる。刺されたら死ぬ」
殺虫剤を持って来て私に渡すカミサン。

私は心の中で，
いつぞやニコタでハチのことをつぶやいた時にある人が，
「ハチに殺虫剤を使うと逆襲してくるから，やめた方がいい」
とアドバイスしてくれたことを思い出し，
「殺虫剤使って死んだら，あの人に申し訳ないなあ」 と思いながらも，
カミサンが渡してくれた殺虫剤には 「ハチ専用」 と書いてあるので，
「これなら，この殺虫剤に限ってなら，大丈夫！　…かもしれない」
と自分に言い聞かせて，ハチに向けて噴射しました。
ハチは慌てて逃げましたが，すぐにこっちに向きを変えて飛んできたので，
「んどぅあああああああっ！！！」と噴射し続け，
床に落ちたハチを新聞紙でベシベシ叩いてやっつけました。
怖かった～。

カミサンは，「お父さん，掛け過ぎだよう」 と文句を言いながら，
大量の殺虫剤で汚れた床を雑巾で拭き始めました。
私は…，よーく見たら…，
ハチじゃなくてアブだったので，恥ずかしくなりました。
ハチみたいに黄色と黒の縞模様，やめれ。


月曜日，娘は早朝から学校に行きました。
午前中，私は昨日買ったイラロジを解いていました。

この手のパズル雑誌は大概，折り畳まれたページを雑誌本体から取り外して，
広げて解くジャンボ問題が４問ぐらいあります。
ところが，なんと，今回買った雑誌は，
ジャンボ問題が１０問ぐらいありました。
それに気付いたカミサンが，
「いいなあ。楽しそうだなあ。１枚 （３問分ぐらい） 置いてってよ」
と言いました。

カミサンは，パズル雑誌を買っておきながら，
暇な時間が出来てもＤＳなどをしてしまい，
パズルの懸賞の応募締切りが過ぎてしまう常習犯です。

私　「置いてってもいいけど，必ず締切りまでに解けよ」
敵　「締切りって いつ？」
私　「２か月後」
敵　「ふ～ん」
私　「いや。『ふ～ん』 じゃないのよ。必ず解けよ」
敵　「イラロジ，久し振りだ～。楽しみ～」
私　「やややや！　なぜ，締切りまでに解くと言わない」
敵　「うん？」
私　「解くと言え！」
敵　「出た！　お父さんの，相手はまだ何もしていないうちからの想像怒り」
私　「だって，締切りまでに解くって約束しないじゃないか」
敵　「解かないとも言ってないじゃん」
私　「解くんだな？　解くんだな？　解くと言え！」
敵　「だから，まだ締切りが過ぎてないのに，なんで今から怒るわけ？」
私　「怒ってない。笑って言っているではないか」
敵　「 ♪ 目～が怒ってる～ ♪ 」
私　「歌うな！　２か月で４問だからな！
　　　ちゃんと計画的に，２週間に１問は解くんだぞ。
　　　分かったか？」
敵　「うん？」
私　「うん↗　じゃなく，うん↘　って言え！」
敵　「うるさいなあ」
私　「来月来た時に進捗状況を確認して，
　　　遅れているようだったら回収するからな！」

絶対に誓わないカミサンです。