こんばんは。
昨日は、無気力症候群に陥り、朝から、晩まで「涼宮ハルヒの憂鬱」を見ていた富士夫です。
このところ、毎日のように夕立が降って、夜が涼しくなる福島よりお伝えします。

さて、盛岡駅について、ここで、１８切符の欠陥が大きな足かせになりました。
なんと、盛岡から青森までJRじゃなくなるんですよ。
新幹線が出来て、在来線をJRが見捨てたんですねぇ。地方都市でよく聞くパターンですが。。

盛岡から青森に出るのは、第三セクターの「IGRいわて銀河鉄道」と「青い森鉄道」を乗り継がなくちゃいけない。そして、これは１８切符が使用できない為、別途５８００円ほどかかります。これは、痛い出費になる。
困った富士夫は、最小限の出費でいけるルートを探しました。

１．青春18切符で盛岡から青森に行く為には、田沢湖線と奥羽本線を使って秋田を回るルートで行くしかない。　所要時間６時間

２．ちょっとだけIGRいわて銀河鉄道に乗って、途中乗り換えてJR花巻線を利用し「大館」まで行き、そっから奥羽本線にて青森へ（所要時間４時間４５分）

本来なら、１のルートなんですが、寝坊して始発に乗らなかったので、これは、当日中に着く電車無し。２のルートは、なんと盛岡駅で怒涛の４時間待ち。。。待ったとして、青森着は２３時。

困った。。。じゃじゃ麺で空腹を満たした富士夫は、盛岡駅周辺をわずか１時間で見て回ってしまい、何もすることねぇ。。。蒸し暑いし。バックパック担いだ背中は、蒸れて汗でびしょびしょだし。。。

コーヒーショップで避暑をしてる時にふと思い出しました。「１８切符だけで東北を回るのは時間の無駄になる。高速バスをショートカットで使うのも有効」とネットで旅行に出る前に１８切符のお勉強をしたときに先人達が書いていたことを。
で、高速バスを調べると、盛岡から　青森行き　弘前行き　大館行き　の３本が出ていることを確認。値段の安い大館行きに乗れば、大館で２０分待ちでJRに乗れることがわかり、
これに乗ることに。

さて、高速バス乗り場に行くと長い列が出来てました。こりゃ、乗れないんだろうかと思ってたんだけど、発券売り場で切符を買えたので、無事に乗車。補助席まで満員でした。
高速バス。４列シートの普通の観光バスタイプ。狭いです。こりゃｍ格安深夜バスで４列シートは乗れねぇなぁ、などと思いながら、バス旅出発。

あいにくの天候で、岩手山は、山すそしか見えず。しかし、東北道は快調に走って行きます。こりゃ、いい選択だったと自己満足していたのですが。。。

１時間ほどして、このバス、高速道を降りて、一般道を走り始めたんです。
はぁ～～、なんでや＠＠

一般道に降りると停まる、停まる。停留所が結構あって、そのたびに数人降りるのね。
これが、トロイの。。両替は高速道の休憩時間にお願いします。って、運転手が言ってたのにもかかわらず、降りるのに両替する人とか、大きな荷物をバスのサイドトランクに入れてるのを降ろす人とか。

こっちは、まったく土地勘無し。どこを走ってるんだろう、「きりたんぽ」の看板が増えたから秋田に入ったんだろうけど、あと何分で大館に着くのか、まったくもってわからない。定刻ならあと１０分でつくはずなんだが、周囲に駅らしいものはおろか線路も見えず。。。

やばくね、これ。。。大館で乗り過ごしたら、そこで３時間待ちでプラン２の電車に乗るんだぜ、何のために高速バスをチョイスしたのか。。（汗）

定刻を過ぎても、いぜん駅は見えず。のんきにショッピングセンターで停まってるし。。

ああああ、こりゃ、無理だぁ～～、と思ったときに、
「みなさま、本日は長時間のご乗車ありがとうございます。まもなく大館駅前に到着します。」のアナウンス。満員だったバスも乗客は１０人ほどに減ってました。

駅に着いたのが、列車発車まで数分。財布から１８切符を取り出して、口にくわえてダッシュです。

またかよぉ。。。これじゃ、太陽にほえろじゃねぇか。。

なんとか、改札を抜け、列車の前に。
ここでも、都会育ちの富士夫にとって愕然とすることが。。

ドア閉まってる。。。もう乗れないのか。。。ダメだったのか。。。まだ、１分あるはずだが。。。

田舎の電車。２両編成。ドアの横のボタン押さなきゃ、扉開きません。っていうか、仙台駅でもそうだったなぁ。阿武急も。
ボタンを押して、扉が開いたときは安堵しました。乗れた。。。

と、ここでも富士夫、都会人の片鱗を。。
なんと、こちらの電車は、バリアフリーじゃない。
どういうことかというと、乗り込み口にステップがあるの。

おもいっきりつまずきました。

ダッシュかけて、電車の入り口まで来たんで、体力０だったんですね。足元の変化に対応できず
ドテ！！
と手を突いて、這って電車に乗り込むことに。
周囲の客は一瞬驚いてましたが、さすが、東北人、すぐに何事も無かったように、無視してくれました。

このステップ、どうやら、暖房装置は入ってるっらしいです。雪が電車の入り口に氷着しないようにしてるんですかね？

すごいぜ、東北！！

雪国を知らない、温暖な瀬戸内から来た富士夫にとって、まだまだ、不思議発券（あ、発券してどうするんだよ、発見ね）の旅は続きますm(_ _"m)ペコリ

まだまだ、つづくよ～～。