Nicotto Town



逃げられるわけ、ないでしょう?

注意

・ご本人様とこの作品は全く関係ないです。

・超病んでます。

・前回青さんが殺されてしまったのでもう、居ません

 ごめんなさいmm



以上のことが大丈夫な方は次ページへ







男は笑った。

「奏のおかげで無限の時間が手に入ったよ」

と。

怯える3羽の鴉を見て男は楽しそうな瞳をした。


「これからはずっとずーっとお前達で遊んであげるよ」


と言って。


Side*Kento*


怯える3人をみるとなぜかは分からないが、心が躍った。

可愛い可愛い俺のおもちゃ。

そんな歪んだ顔も可愛いな。

あ、そうだ。

奏をこのままにしておくのは少々ばかりもったいないから・・・・

とかんがえながら部屋から出る。


奏の死体を綺麗に処理して特殊な水槽の中に入れる。

あぁ、なんて綺麗なんだろう。


しばらく水槽を眺めてから部屋に戻るとアキラと朴がタツキの手を引いて窓から外に出ようとしているところだった。

「ねぇ」

俺の声に3人の肩がびくりと揺れた。

「何しようとしてたの


「逃げようとしてたよね

俺がそう問うと彼らはぎくりと言う効果音がつきそうなほど顔色を変えていた。


「俺から逃げられるとでも思ったの?

 ねぇ、タツキ


「あ、や・・・・っ 

 ごめんな・・・さい・・・・・っ」

目に涙を浮かべるタツキを見てニヤケがとまらなくなった。

そっとタツキに近寄ると首をフルフルと振りながら後ろに下がっていく。

タツキの細くて白い首に片手を添えて持ち上げる。


「もう逃げない


「にげ・・・ない・・・っ」


「約束する


「う・・・ん・・・っ

 やく・・・そく・・・」


約束してくれたタツキの首から手を放す。

途端タツキの体から力が抜け、ぱたりと倒れこんだ。


「お前らもしっかり覚えとけよ。

 次こんなまねしたら次はタツキが死ぬ。」

彼らにとってタツキは弟のような存在。

そんなタツキを殺すと言われて逃げ出すような真似はしないだろう。



その日から3人の目は変わった。

何にも興味示さなくなったし、俺を怖がるようになった。

その中でも酷かったのがタツキ。

朴とアキラがタツキを間に挟んで座っていたが、ずっと何かに怯えていた。

俺が近寄ると、途端に涙を浮かべアキラか朴に抱きつく。


3人にいいものあげる。

 楽しい楽しい時間を。」


「代償は感情、ただそれだけ。」


3人には選択肢など無かった。

仕方ないというように3人は渋々条件を飲んだ。


全てが終わった後に俺は悪戯っぽくこう言って笑ったんだ。


「言うの忘れてたけど、これで全部終わりだから」






次の日、俺の部屋にある水槽には4人の青年の死体が浮かんでいた。





END


#日記広場:自作小説

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2015/09/01 00:13
水槽ときたか…ww

先生は相変わらずブラックだねww
てかタツキっくにの態度とアキラさんウィトっちに対する態度が全く違うから、
先生はタツキっくがお気に入りかなーとか思った

先生は遊ぶものがなくなったから、また違う遊びを考えるんだろうな…
考えただけで怖いww

雨の思考回路がますます理解不能になってしまった(゜-゜)
もっと理解できるように想像力と読解力を高めるよw



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