Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


愛の軌跡


あなたのぬくもりが
残っているかどうかそんなんじゃなくて
もうつかめないものだという
私の手に指し示す


あなたが去っていくことを知っていたなら
何故もっと愛さなかったろう
ううんそれは違う
知らな方のはきっと私だけ


気付かなかった秋の軌跡を
一度も振り向かなかったなんて
静かにそこの愛の空気が
二人を包んでいたのかも


愛とはいくつもの道があることに
私は知らなかった
それが盲目だといえばそれでいい
香りが色が身を包んで
一つの私達にならなかったから


あなたが向かった道がこれなのか
影も音もなくて分からないけど
ただ足元には私の影が冷たく
離れたいように映っている


もう忘れたい
そっとパンドラの箱を閉めて
悲しむも苦しみも元に閉めてしまおう
いつかそれが開くとしても


そしてその日が来るとしても
恐れない私でいたい
苦しみも悲しみもすべて受け流して
風の中に立つ私でありたい




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