らいてうと手当法 その2
- カテゴリ:日記
- 2015/09/28 03:15:26
その2
1985年、病名のつかない「過労」で
仕事をまっとうできない状態になり、
一生の仕事と思い定めていた職場を断腸の思いで諦め、
転職した
会社と治療所を通う以外、布団の中にいた
女性の療法士さんが行う鍼灸や温熱療法で
硬い殻を一枚一枚脱ぐように回復するのに5年かかった
少し人心地がついたころ
VOIS社主催「冒険ツアー!ファイアーウォーク」に参加した
火渡りーファイアーウォークは古くから世界にある
日本では火渡りをすると、冬の間、風邪をひかないと言われる
からだの弱かった少女時代
テレビで見た高尾山の密教僧の行事「火渡り」を
やってみたかったのを思い出した
生死の境をさまよった自分には
生きているうちにしたいことをするんだという強い欲求があった
「冒険ツアー」と銘打った火渡りはアメリカ人の男性がリーダーだった
火渡りは体の底に眠っていた力がいっせいに働きだしたかのように元気が湧きだした
火渡りをした夜、不思議な経験をする
眠るために枕に頭を置いたとたん
額がシャッターのように開き
青いダイヤモンド色の世界にいた
目覚めたとき、
一瞬のことのようでもあり、永久の世界にいたようにも感じた
火渡りで出会ったザビエルがREIKIヒーリングのセミナーを開き
わたしは参加した
REIKIヒーリングは昭和初期に「ハヤシチュウジロウ」という海軍予備役大佐が
ハワイに広めた手当法で日本に再上陸した
REIKIは「靈氣療法」という名前で臼井饔男がハヤシチュウジロウほか
26~27名(20名とするインターネット情報を見たが自分の読んだ記憶をそのまま記述しておく)に伝授したものだ
ザビエルのREIKIの伝授会には100人ほどの参加者が持ち寄った花を参加者同士で贈りあい、それぞれが自宅に持ち帰った
わたしにはピンクのガーベラが廻って来た
このガーベラは3ヵ月のあいだ
茎が腐らずへたらず、りんと立ち
花の色はいつまでもあせない
通常、切り花のガーベラは2週間もつかもたないかの花だ
その花が土に咲くよりも長く美しく咲き続ける
わたしは毎日花を見、REIKIのエネルギーに驚嘆した
そして最後の日
パラリと一斉に美しく散った
わたしは花にこのエネルギーを与えたのが
REIKIヒーリングだと確信している
生命は生まれてきたときの内にある原始の力が尽きたときに
死がやってくるという
自分自身も
死の瞬間までこの花のようにりんと立ち
パラリと散る鮮やかさで生きたい
REIKIを行うことは自分の原初の力を強め
生を全うできるということだ
毎日、自分に手をあて
快い躍動するエネルギーを自分のからだの中で巡らす
REIKIは手だけではなく
意志によって流れ巡る
全身から輝きだす光だ
REIKIとは何か?と聞かれたならば
人間が持って生まれてきた生命エネルギーだとわたしは答えよう
それまで感じたことのなかった自分の内なる力ーパワーは
「本来持って生まれてきた原初の力」だ
REIKIヒーリングの練習会を自分が開くようになって
初めての人に説明するために『靈氣療法』を調べ始めた
このとき、平塚ライテウが「手当法」をしていたことは自伝以外に
詳しい書物には出会えなかった
ー続くー
自分が出来ないからかなぁ
誰でも出来たらいいよね^ ^
昨夜は久し振りに鍋物 水炊きを頂きました
切花がそんなに長いこと持つなんて、
そりゃ驚きますわ~!
せっかく持って生まれた生命エネルギー、存分に光らせたいですね。