表現の自由を問う映画「図書館戦争」
- カテゴリ:映画
- 2015/10/18 06:33:39
前作の続編、読者が選ぶメインキャストで選ばれた笹原郁役・榮倉奈々さん 鬼教官・堂上篤役 岡田准一さんは 原作の小説、アニメのキャラのイメージ通りです。
郁と同期生の手塚光(福士蒼汰)の兄役手塚慧役を演じる松坂桃李くんがクールでいい感じでした。
表現の自由と本を守るための自衛組織の「図書隊」と
悪書追放、国家がバックのメディア良化委員会隊との攻防戦がさらにエスカレート!
今回は、悪夢と言われる日野の図書館戦争で焼野原・・・唯一残った一冊図書館法を示した貴重本の攻防戦です。
前作ではラストのリアルな戦闘シーンにびっくりでしたが、今回は更に7割方戦闘シーンという感じでした。それだけに、少ない甘々なシーンが、微笑ましく感じました。
小説は、もともと青少年向きでしたし、アニメや現在進行中の少女漫画化などにおいては、架空の日本だし、別次元のものとして観てましたが、自衛隊協力の実写映画だと戦闘シーンがやたらリアルで、絵空事だと思えず、つい安保法における自衛隊の在り方などを考えてしまいました。
本を守るために、命がけの図書隊が切ないです・・・・
これを日本に置き換えるといろいろ考えてしまいました。