Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


偽りのバージンロード~5~


赤いじゅうたんの上を1歩づつ
渡されたあなたの手に
ベールの向こうにはあなたの頬笑み
そして誓いのキス
細いあなたの指に光るリング


取り囲まれて祝福を受けて
両親にありがとうを繰り返す
ここまで育ててくれて
彼との門出を祝してくれて
これからもずっと子供だよと告げるように


頬笑みを返そう 私にもあなたにも
今日から始まっていく二人の暮らし
寄り添いながら頬笑みを絶やさず
やがて次の世代が生まれて
私達は家族になっていく


手を取ってくれる彼のてが
今日はとても頼りがいがある
今まで気付かなかったかれの心の隅を
やっと見えてきた気がする
私のことをこんなに愛していてくれたのね


天使達が頬笑みをくれる今日
おめでとうのシャワーの中
笑顔で過ごすこの時を
いとおしく思わなきゃいけない
ううん いとおしいんだわ
みていたか

本当ならあなたといたかった
この時を迎えたかった
たとえ立派な式でなくても
あなたが側にいるだけでよかった
光るリングなんてなくても


でも消えて行ったあなたを私は追えなかった
待つ時間は長すぎた
心の隙間を埋めてくれる人がいた
そんな事は少しも知らずに
私を愛してくれた


消えて行ったあなたは今頃
どこで何をしているのだろう
ついて行けなかったことが大きな穴になって残る
でも私は幸せになっていくわ
それをあなたは見ていたかったのね

アバター
2015/10/28 09:32
フロマージューさんへ
コメ、ありがとうございます。
これは完全なフィクションです。
あったら怖そうなシチュエーションばかりですね。
アバター
2015/10/27 23:59
おはよ~(深夜の訪問の為もう日付けが変わりました・・)

ところで・・毎回のブログは、リヤの話なのか空想の話なのだろうか考えるのですが・・
もし架空の話であれば・「詩人みたい」すごい才能ではないのかな?
現実の世界での状境が目に浮かぶように感じますが・・



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