不審船警備のミサイル艇公開 〜徳島港
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- 2015/10/22 20:31:05
徳島港では、海上自衛隊が不審船などの警備のため保有しているミサイル艇2隻が一般公開されています。
はやぶさ型ミサイル艇の「しらたか」と「おおたか」。
どちらも全長が50メートルあり、船尾には3本のミサイルシステムが備え付けられています。
ミサイル艇は、1999年に能登半島沖で北朝鮮の工作船を取り逃がした教訓から建造され、沿岸での不審船などへの警備が目的で、一般の護衛艦よりも大幅に速い時速80キロでの航行が可能です。
普段は長崎県の佐世保港に停泊している2隻が徳島港に寄港したのを機に、公開されています。
22日のみの公開で、一般の船の操舵室にあたる艦橋部分も見学できるということです。
http://www.mbs.jp/news/kansai/20151022/00000020.shtml
ハヤブサ型ミサイル艇はアメリカのゼネラルエレクトリック社製ガスタービンエンジン3基、
荏原製作所製ウオータージェットポンプ推進装置3基を搭載した、ステルス性能を持つ
対艦ミサイル搭載艦艇です。
90対艦誘導ミサイルを搭載し、150~200四方の船を攻撃します。
レーダー追尾型ですが、アクティブ・レーダー方式でかなりの命中力があるものの、
1発最低1億円ととても高価なミサイルとなっているようです。