自分の道
- カテゴリ:スポーツ
- 2015/10/24 15:05:20
81年の歴史の中で、たった11人しか与えられていないポジション。
それに今、就こうとしている人がいます。
高橋由伸さん(40)
讀賣新聞野球チームの監督に、今彼はなろうとしています。
1993年から2006年までの間、プロ野球には逆指名制度(後の自由獲得枠制度)がありました。
ドラフト上位候補選手は、自分の希望する球団を指名する事ができました。
高橋由伸選手の希望は、野村ID野球を要するスワローズだったと言われています。
彼は自分のバッティング技術を更なる高みへと上げるため、野村氏のID野球を学びたいと考えていたようです。
しかし・・・
蓋を開けると、彼は会見で讀賣チーム指名へと動いたのです。
その裏には何があったのか?
そこには当時は公然と行われていた裏金が動いていたと言われています。
当時の高橋選手の父が経営する不動産会社は、バブル経済破綻の影響を受け、土地転がしに大失敗。
60億円の借金があったと言われています。
それを讀賣新聞社が彼の父の言い値で買うという約束が交わされていた。
彼は父に懇願され、渋々と讀賣球団指名を了承した。
彼が行った会見は、異様な雰囲気に満ちていました。
笑顔は一切見られず、目にはうっすらと涙を滲ませていた・・・。
彼は自分の生きたかった道を、父親の借金のために変えさせられたのです。
そして18年もの年月が流れました。
彼は来年も現役生活を続けるために、身体のケアとトレーニングのプランニングを行っていたと言います。
来年用のバットも発注済みだったとか。
しかし、原監督の突然の辞任により、次期監督に彼の名前が挙がったのです。
讀賣球団の歴史上、選手兼任監督は一人もいない。
彼が監督をするには、現役引退をした上でという条件が付くのは必然だったのです。
60億円もの父の借金を肩代わりしてくれた球団の意向にノーと言えるはずもなく、高橋由伸選手の現役は終わりました。
81年の歴史の中で、たった11人しか与えられていないポジション。
監督就任受諾会見での彼も、18年前と同じく笑顔はありませんでした。
久しぶりっ!
昔さ、竜チームの前田何某という投手が
元巨人というレッテルがあれば、引退しても安心
という理由でFAして讀賣に買われたよね。
彼も中継ぎで散々使われてポイされちゃったっけ。
そういう性格ゆえに、メディアでも使われずに、今はどうしているのやら・・・。
大好きな叔父ちゃんと一緒に野球がしたいと入ったヤツもおったし。
ま、留年までしてあそこに行く価値があるのかね?
そだ、ホークス以外は入らないと言ってたヤツが、どういうわけかウチに流れてきて
今じゃ戸田でチンタラ投げてるよね^^;
川島返せ~!
うん、昔から変わらんね、あそこは。
そもそも選手は駒で、使えなくなったら補充すりゃいいという考え。
かつてどんなに活躍した選手でも、いいように使われちゃうのさ。
そこへ行くと、ウチのチームは良くも悪くもファミリー体質でね。
辞めてもなるべくポイ捨てはしないのよ。
だから選手の方が逆に甘えちゃってる状況で、何となく危機感みたいなものが無い。
ま、どっちがいいのかはわからないけど、由伸クンはちと気の毒に思えてね、こんな記事を書いてしまった。
選手もそう、監督もそう、だから巨人に入った選手は不憫でならないのであるが何故みんな巨人に入りたがるのであろうか?w(最近はそうでもないか!?w)
今時そんな話があるとは驚き!
野球ボーイズの憧れの球団という単純なイメージしかなかった(>_<)
しかしよくよく考えてみると、よくある話のようにも思えてきた。
買われた以上は、頂くべきものしっかりと頂くしかないのか???
後に暴露本まで出ていますからね、あの件は。
私は彼が頑張れば頑張る程、哀れに思えてくるのよね。
長嶋氏が今回の後押しをしたと言われているけど、それが長嶋氏の本音とは思えんのですわ。
きっと長嶋ならば、お前はまだ現役で出来る!と言う気がする。
つまりは、長嶋と言うブランドまで使って、由伸の現役を讀賣は断った。
そう考えると、なんだか恐ろしいよね・・・。
私は神宮球場で、彼が打席に立ち度にうたったものです。
どなどなどなどな~♪
ま、私は入団会見での彼の涙が全てを語っていると考えます。
しかし、自分のせいで子供が好きな事ができないってですね
親としてはどうなのかなぁ?って思います。
バブルでお祭り騒ぎしてしまったツケなのかもしれませんが・・・。
でも、彼は頑張ったよね
せめて好きな野球が出来て良かったのではないでしょうか?
買われるほどの才能を自負すべきか
自由の道を閉ざされることを嘆くべきか
彼は賢いから、どちらだったとしても周囲には悟らせないでしょうけどね。