Nicotto Town



共感色





 ランボーに、「母音」にという詩があって、Aは黒、Iは赤、Uは緑、Eは白、Oは青と感じると書いてある。
 言葉が色彩と結びつくのは面白いけど、異なる感覚が不意に結びついてしまうのはけっこう世界共通らしい。
 
例えば、味覚と色   ウニを食べると朱色が頭に広がるとか、
      視覚と聴覚 クレーの絵画からはいつもバイオリンの音楽が聞こえるみたいな・・・

 
いわゆる五感は生まれたときは未分離で成長するにしたがって、特に言葉を知ると完全に分離するらしい。 
 赤い情熱と言われても、その赤い色を見た者はいないし、重厚な響きといっても音に重さや厚みがあるわけではない。でも、なんとなく分かるような気はするが、やはり人によって感じ方は違うはずだ。
 
しかし、気が合うとか、馬が合うとか言うように、言葉では説明できないけど何か共通に感じる色とか、匂いとかがあるのかもしれない。

 ニコタでも多くの中から知り合ったり、友達になったりするのは偶然の他になにか感じるものがあるからに違いない。それを僕は共感色と名付けたい。
同じ色を感じる!
どうだろうか!? キャ!

 
 言葉にはない感覚を無理やり言葉で説明してるので、何を言ってるのかな?
って思うかもしれないけど・・・!

パパの声はカリカリのガーリックトーストの黄金色!香ばしさがたまらない!
ママの歌は風にそよぐチェリーピンクでやわらかい!
そして、君はスノーホワイトでパウダーのようにすべすべだ~!  

あっ!比喩の話じゃなくて、感覚の話なんだよ!





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