恋慕
- カテゴリ:小説/詩
- 2015/11/05 11:24:39
偶然とは知らずにやってきた
時も選ばず 場所も選ばず
驟雨に降られた私のように
しっぽりと雨にぬれて
あなたと出会った私
包み込んでくれたそのぬくもりも
抱きしめてくれた胸の鼓動も
しっかりと覚えている
だってこんなにいとおしいから
忘れられないものだから
別れなんて想像もできなかった
知ってはいたけれど
あなたには別の場所がある
知ってはいたけれど
覚悟に後ろ向きの私がいた
もしも運命のいたずらで
再び会うことがっ出来るだろうか
知らないですれ違っていたかもしれない
きっと知らない同士なのだろう
今で歳こんな愛の形だもの
愛している 愛している 愛している
幾度言ったところであなたはいない
私のものにはできない
やがてあなたも気付くだろう
本当に愛しているのは誰かということを
そして私達は愛を探すのだろう
一人で雨に濡れながら
これ以上の人がいるかわ分からないけれど
寄り添いながら頬笑みながら
今の自分を高めて行くのだろう
愛することを恐れないでいよう
それが何時か実を結ぶのだろう
一人でいても誰かといても
心の中には残しておこう
この世を去る時の自分へのはなむけとして
コメ、ありがとうございます。
愛するって案外身近にあるものなのですね。
そんな事を大切にしい。
そんな心も大切にしたいですね。
自分の心の中に、久しくそういう感情がなくなっていることに気づきました。
人に対する愛だけではなく、
何か大事なことを忘れながら過ごしているような気がします。
言葉にするのは難しいですが^^
ぼくにとって、いろんなことを考える詩でした。