最大級の海自潜水艦、8艦目進水…捜索能力向上
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- 2015/11/07 18:30:15
海上自衛隊の新造潜水艦「せきりゅう」(全長84メートル、2950トン)の進水式が2日、川崎重工業神戸工場(神戸市中央区)で行われた。
同社と三菱重工業神戸造船所(同市兵庫区)が2005年以降、交代で製造している海自最大級の「そうりゅう型」で、8艦目。防衛省によると、これまでの同型艦より音波による水中捜索能力などが向上しているという。建造費は約559億6000万円で、内装工事を行った後、17年3月に防衛省に引き渡される。
式典には先月発足した防衛装備庁幹部ら約320人が出席。若宮健嗣防衛副大臣が命名書を読み上げた後、船体を引きとめていた綱をおので切断。祝福の風船が舞う中、海に滑り出した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151102-OYT1T50153.html