時
- カテゴリ:小説/詩
- 2015/11/10 10:11:00
南向きの部屋の窓から
優しい光が差し込む
もう眩しい季節は終わって
暖かさが心地いい
ここで二人過ごしていたのに
狭い狭い部屋だけど
あなたがいなくなってから
とても広く感じる
寄り添うように過ごした二人
いつだって一緒だったのに
あなたの好きだったコーヒーの香り
まだ二人分を入れている
もしかしたらこの香りに乗って
あなたが帰って来るような気がして
長い時間だった
二人で過ごした日々は
長すぎたのだろうか
いつまでもこの愛でいいと思っていたのに
あなたには違っていたのね
もし出来たなら時間を止めて
あなたと過ごした日々を思い出してみる
カチカチと音を立てて過ぎて行く時間
こんな風に過ぎて行くのが
あなたは悲しかったのね
もう会えなくなったあなたに
そっと話しかけてみる
何故本当のことを言ってくれなかったの
さみしかったの
何故私ではだめだったの
時計の針を逆に回しても
時はさかのぼりはしない
あなたは帰って来ない
何故私は気付かなかったの
こんなに愛していたはずなのに
やがて暮れていく空
空気は透明で風も心地よく
あなたを抱こうとしてももういない
遅すぎた時の動きを
愛の刻みが空しく去りゆくばかり
3連休の時に、静岡県浜松市で「ユルキヤラグランプリー」があつたそうで・・
全国1700体の中から選ばれるのは容易ではないはず・・(公式のみ)
開催を知っていたら21日(勤務明けの土曜日)なら行けたけど・・
俺の大好きな「ふなしー」は非公認だから出ていないから・・・やはり行かれませんです。
いなくなったスペースが広すぎて、隅の方にか座れない。
そんな悲しみですね。
下記コメントを拝見したら・・
同棲生活をしていたのかな?
それとも・・彼が仕事帰りに寄るだけで、食事&コヒーを食べてから実家に帰る生活かな?
それが 生活に何のためになるんだろうか
でも それを追い続けたい
きっと 険しい道になるだろう
僕はその道をいくけれど
君にはもっと幸せな道を
もっと 幸せになれる人と出会えること
それを 望んでいる
君に幸あれ
コメ、ありがとう。
長すぎた二人に、春は来なかったのね。
別れてしまうしかなかった、悲しい時間ね。
結婚までは行かなかったの。
離婚しちゃったの?