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米爆撃機B52、南シナ海の中国人工島付近を飛行

2015 年 11 月 14 日 14:54 JST

 米太平洋軍は、2機のB52爆撃機が今週、南シナ海の中国が領有権主張の目的で建設した人工島周辺を飛行したことを明らかにした。中国の主張に対する米国の新たな対抗措置だ。

南シナ海を舞台にした米中対立―5つの疑問
 米太平洋軍のデ広報官によると、B52機は8日にグアム島のアンダーソン空軍基地を飛び立ち、南沙諸島周辺の空域を飛行した。

 今回の飛行は、米海軍の戦闘艦が「航行の自由」の権利を示すための目的として人工島の12海里(約22キロ)内を航行してから2週間たたずして実施された。

 中国は今回の飛行を主権の重大な侵害と非難し、米国が今後再びそうした飛行を実施すれば「必要なすべての措置」を講じると警告した。また、カーター米国防長官は先週、南シナ海を航行する米海軍空母に搭乗した。

 中国政府は過去1年間に南沙諸島周辺で7つの人工島を建設している。同諸島周辺に対しては、マレーシア、ベトナム、台湾、ブルネイ、そして米国の同盟国であるフィリピンがそれぞれ領有権を主張している。

 有数の航行量がある同海域の支配を確立することが目的としている。

 中国外務省の洪磊報道官は13日の定例会見で、同国政府は8日の飛行の事実を把握していたと述べた。同報道官は「航行の自由」は尊重するものの、「航行や飛行の自由を言い訳にして中国の主権を損なうような行為には反対する」と述べた。さらに米国の行為に対して何らかの対抗措置を取るかとの質問には、何も付け加えることはないとして答えなかった。

http://jp.wsj.com/articles/SB10517341079120963419204581354740300269176

 

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