アカサキの大冒険 Season1
- カテゴリ:自作小説
- 2015/11/21 14:24:57
ー第4章 大鷹との出会いー
俺達アサヒーズの3匹は、敵の攻撃をかいくぐり
ついにせいれいの砂丘の頂上にたどりついた。
そこには、(今の俺からして見れば)大きな鳥が立っていた。
グリーンが恐る恐る「あの~。 大鷹さん、ですか?」と大鷹に
話しかけるが、反応がない。すると俺の方にアノートがよってきて「あの動物は、
大鷹って言うの。彼には、みらいや過去を見通すちからがあるのよ。」と教えてくれた。
そうしている間もグリーンは大鷹に呼び掛けているがやはり反応は帰ってこない。
「はあ、何度呼び掛けても答えが帰ってこないや。」とグリーンが言い「きっと今、
こうしている間も未来を正確に予想するために集中しているのよ。」とアノートが
言った。「ねえ、アカサキ。どうしたら良い。」とグリーンは、俺に聞いてきた。
俺はグリーンに大鷹をくすぐり刺激を与えれば良いのでは?と提案した。
グリーンは、「ええ!くすぐるの!?」と
驚いたが、「分かった。やってみる。」と大鷹をコチョコチョとくすぐり始めた。だが
それから一時間以上くすぐってもやはり反応がない。「ふう、これ以上くすぐれないよ。」
とグリーンがくすぐるのをやめると「・・・。ぐふっ。」「えっ。」「ぐふっ、ぐふふ。」突然、
大鷹が笑い出した。そしてひとしきり笑うと沈み行く夕日を見据えて「クワー!!!」と叫び「・・・・・・・・・。今日も夕日が沈んでいく・・・。」と言った・・・。
ー第5章 大鷹の予言ー
は、俺達、アサヒーズの方を向くと「そうだ。私が大鷹だ。私は、
太陽を見ることでこの星の過去、現代、未来を見通す事が出来るのだ。」と言った。
俺が大鷹のそばに行くと大鷹は俺の方を見るなり「むう、
お主であったか。」と言い「この先に海岸がある。そこには、センドウと言うシャチが
待っている。そのセンドウに『風の大陸まで送ってほしい』と大鷹に頼まれたと言えば
そこまで送ってくれるだろう。お前の旅は、この先何が起こるかは分からない。
心してかかれよ。」と予言された。俺達は、大鷹さんに礼を言い3匹揃ってセンドウと
言う名のシャチが待っている海岸へと向かった。彼らが見えなくなるとは、
テレパシーで「・・・。ナマズ長老、聞こえるか?
希望がそっちへ向かったぞ。・・・。ああ、守備は上々だ。」
とどこかに連絡した・・・。
続く