米駆逐艦がシリア沖のロシアの巡洋艦を監視
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- 2015/12/02 20:47:31
米海軍の駆逐艦「カーニー」は、シリア沿岸でロシアのミサイル巡洋艦「モスクワ」を監視している。ロシア軍のTV「スヴェズダー(星)」が伝えた。
TV報道では、米駆逐艦は、キプロス南方の公海上に到着した。
TV「ズヴェズダー」は又、11月30日から地中海東部海域で、トルコ海軍の複数の潜水艦がロシアの巡洋艦の監視に入った、と報じた。
巡洋艦「モスクワ」は、地中海東部海域からシリア沿岸に移動し、11月25日から、シリアの港町ラタキヤ沖にある。巡洋艦「モスクワ」は、対空防衛システム「フォルト」及び地対空ミサイルS-300を搭載している。なおシリア沖への巡洋艦「モスクワ」の移動措置は、シリアでトルコ空軍機によりロシアのスホイ24爆撃機が撃墜された後、講じられた。
http://jp.sputniknews.com/politics/20151202/1259685.html
スラヴァ級ミサイル巡洋艦モスクワは1982年12月に完成し、当初スラヴァと呼ばれていたスラヴァ級ミサイル巡洋艦の1番艦です。
ソビエト崩壊時にウクライナでオーバーホールしていた為、ロシア軍に所属するか、ウクライナ軍に所属するかで揉めたのですが、修理費用が予算オーバーしたためしばらく放置され、結局予算を払う事ができたロシア側に所属することが1995年に決まりました。
しかし1995年から再修理したためさらに予算がさらにオーバーし、30ミリガトリング砲が2基撤去されて、2000年に復帰。
2015年初頭から新型ミサイルS-300を使えるように改修したばかりでした。