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パトリオットPAC―3空自千歳基地に道内初配備

 航空自衛隊千歳基地は1日、道内では初めて第3高射群に配備された最新の地対空ミサイル、パトリオットPAC―3を報道陣に公開した。トレーラー移動式で弾道ミサイル防衛(BMD)システムの整備に伴い防衛省が導入した。国内6カ所ある高射群の中では最終の受領となった。

 ミサイルは全長約5メートル、直径25センチ、重さ300キロで個体燃料で飛翔し、射程数十キロで目標の弾道弾に直撃する。公開したのは全長15・6メートルの発射機の車両と、それに取り付けたミサイル本体を収める金属製のケース。

 発射機の他、別々のトレーラーに積載してあるレーダー装置、射撃管制装置、アンテナ、発電機などで一体のシステムを構成する。以前から配備している航空機を目標とするPAC―2と共通の発射関連機材を使用する。全長が同じで直径約40センチのPAC―2は発射機に最大4発搭載となるがPAC―3は最大16発の搭載が可能。

 第3高射群第9高射隊には10月28日付でPAC―3発射機2基が配備された。広報や担当官らによると地対空ミサイル、パトリオットはPAC―2以来、信頼性の高い装備とされ、PAC―3の構成機器には弾道ミサイル迎撃の動きを模すコンピューター上の演習ができる機能が備わっているという。

 防衛省は2004年度からBMDシステムの整備に着手。海上自衛隊のイージス艦を軸としたBMDシステムによる大気圏外での迎撃と、航空自衛隊のPAC―3による大気圏再突入後の迎撃の二段構えを構築してきた。

 PAC―3は07年から導入が始まり、これまでに第1高射群(関東)と高射教導群(浜松)を皮切りに第4(京阪神・中京)、第2(北九州・福岡)、第5(沖縄)、第6(青函)各高射群の順で配備が進んでいた。

http://www.tomamin.co.jp/20151232782

パトリオットパック3は今までのパトリオットシリーズとまったく異なる迎撃ミサイルです。
パック2までは破壊力を上げて、当たらなくても近くの飛翔体を吹き飛ばすように作られていましたが、弾道ミサイルのような高速で落下する物体の場合、そのまま落ちてくることもあり、空中でダイレクトに当たって燃え尽きる様になっています。

今回公開されたのは07年に導入されたパトリオットPAC-3/Config.2ではなく、アップグレードされたパトリオットPAC-3/Config.3のようです。

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