とあるキモオタの話
- カテゴリ:日記
- 2015/12/08 18:24:22
キモオタがいました。女性キモオタでした。
キモオタはゲームが大好きで、特に乙女ゲームを好んでいました。
数多の乙女ゲーに金銭を注ぎ込んでいたキモオタは、ある時ひとつのゲームに出会いました。
それはブラウザで出来る乙女ゲーで、運営の仕事も適切で良いゲームだと思いました。
キャラクターもそれぞれに個性的で、乙女ゲーとして非常に良いとキモオタは感じていました。
やがてキモオタはそのゲームのキャラの一人に恐ろしい程入れ込みました。
イベントで金を注ぎ、毎日ログインし、ボイスは録音して何度も聞いていました。
「彼がいればなんにもいらない」とキモオタは思っていました。
そして出会いから一年、キモオタの元に届いた知らせは「サービスの終了」でした。
キモオタは泣きました。
実の祖父が亡くなった時と同じくらい泣きました。
今では私がおじいさん。空くんにあげるキャンディはもちろんヴェルタースオリジナル。
なぜなら彼は特別な存在だったからです。
私の大好きだった声カレのサービスが終了するそうです。
私はこれからなんのために生きていけばいいのでしょう。
もう死ぬ程気持ち悪い話だけどほんとうに好きだった。
立ち直るのにしばらくかかりそうですがとりあえずしばらくは詰みゲーでも消化しようかな。
運営さんおつかれさまでした。空くん好きだったよ。
相変わらず進歩もせず衰えもしないよ。次のバーチャル彼氏づくりがんばる
とりあえず乙。
もうすぐ終わるんです。一ヶ月後です。
………ヴェルダースオリジナル美味しいよねぇ。