佐世保重工、社有地を売却 水陸両用車配備へ
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- 2015/12/12 16:14:11
佐世保重工業(SSK)が、長崎県佐世保市内の社有地(13・4ヘクタール)について、防衛省への売却で合意したことが10日、分かった。陸上自衛隊が新設する離島防衛の専門部隊「水陸機動団」の車両部隊の配備を予定している。両者は11日にも契約を結ぶ。金額は非公表。
土地は佐世保市の崎辺地区西側で、水陸両用車(AAV7)の訓練場も整備する。陸自は水陸機動団にAAV752台を配備する計画だという。
現在、米軍が使用する崎辺地区東側(12・9ヘクタール)についても8月、米国が日本への返還を承認した。こちらは海上自衛隊が運用する。AAV7を運搬する大型艦船が停泊できるように、岸壁を整備する。
http://www.sankei.com/region/news/151211/rgn1512110023-n1.html
AAV7 もしくは AAVP7(Assault Amphibious Vehicle,personnel.model7)は、アメリカ合衆国で開発された水陸両用車としての能力を有する装甲兵員輸送車です。 湾岸戦争に大量投入され事で有名になりましたが、その後テロとの戦いに入ってからは、上陸作戦が必要な戦闘が無くなってしまい、アメリカが日本にも買う様求めてきたものです。
しかし日本は防波堤などの普及もあり、上陸用の水陸両用戦車がそのまま運用できないため、護岸工事をするようです。