カメラ散歩で叱られないための我が掟
- カテゴリ:日記
- 2015/12/17 17:43:35
一億総カメラマンの時代です。トラブルの種は10の20乗くらい転がってる。
小心臆病を座右の銘とするヘッポコ爺の心がけを書いておきましょう。
役立つかもしれませぬ。
1、一瞬のシャッターチャンスをハナから諦める。
とっても大切です。じっとしてるものとか動かないものとかを撮りましょう。
スナップショットなんてものは超達人のみに許された秘伝の奥義。
それでも真似たい方は、トラブル呼ぶ覚悟で。腕力や口先に自信のある方向け。
2、とにかくこまめに電源オフ。
電源が入ってると、コンデジならレンズがむき出し、デジイチでも動作音が。
電源入ったデジカメ持って、階段登ったら遥か上に若い女性、なんてことを回避。
撮りたいものを見つけてから電源を入れましょう。
3、撮るときはせいぜい2枚、すぐ次のところへ。
露出だ構図だアングルだなんて要素は撮る前に考えておきましょう。
この角度でこんな画角、露出のプラスマイナスも大雑把に想定してパシャ。
納得できなきゃもう1枚、それで終わりにする潔さが重要。瑣末時に拘らない。
4、人間にレンズを向けない。
歩道橋から下を見下ろして標準画角で地上を撮っても、誰か分かるくらいに鮮明に写る。
これは危険だと思うんですよ。私は個人特定が不能な群衆レベルでも怖い。
後姿もダメ。どうしても撮りたきゃ氏素性を明らかにしてお願いしてからだと愚考します。
5、複数持たない。デジイチは特に。
デジイチ複数持ちや都会の望遠レンズはセミプロっぽく見え、警戒されやすい。
画角の設定を変えて2台持ちたいなら、広角はコンデジでポケットに入れ、
デジイチは小ぶりなズームといった軽い武装がよろしいと思いますです。
6、モニターをあまり見ない。失敗作を削除するなどの操作は路上でやらない。
カメラ散歩は面白いもの見つけて撮るだけに集中しましょう。
出来不出来を確認したり、失敗作を消したりするのは喫茶店にでも入ってから。
道端で夢中になると、車・オートバイ・乳母車などに轢かれる危険あり。
7、万が一、人が写っていたら絶対アップしない。
気をつけていても、背景に歩行者や自転車が写るときもある。これはボツ。
個人を特定できるレベルのものを、決して印刷したりアップしたりしないように。
各種イベントのキャンペーン嬢でも私は躊躇う。
8、これが肝心、デジカメにしっかり馴れておく。
設定変更でアタフタしちゃうのはペケ。道具は使いこなしましょう。
私はISO200が標準、フルマニュアルでヤマカン露出。
この明るさならこんな感じ、という設定を晴天下、曇り、暗がり、室内で練習しましょ。
静物と自然ばかり撮ってるので、トラブルになったことはあまりない。
だが皆無でもない。何を写しているのか詰問され全部見せたこともある。
カメラ発祥期から続く『暴く力』は、現代でも警戒の対象。お気をつけて。
人間嫌いゆえに人間を過剰に警戒する私、小鳥たちやネコさんには一切遠慮なし。
街歩きでネコさんに遭遇した時の怪しさときたら、ネコ警察に指名手配されるレベルです。
野鳥は望遠レンズを使うので、かなり気合を入れないとブレ写真の山ができあがります。
近所にもカワセミやコサギが住みついてまして、こやつらを狙う時は本気モードです。
数年前の真冬の早朝、カワセミくんがお魚を獲る一瞬を撮りたくて3時間以上ねばった。
200枚くらい撮りましたが、成功ゼロ。小鳥さんはジッとしてくれない。それがカワイイのですけどね。
スカイツリーがオープンした時 全体が撮れるポイントとか
お奨めとかTVで特集されてましたっけ?
そのフィーバーぶりを思い出しました。
都会で写真とるのは大変そう・・・
ユースケさん 鳥がお好きなのに 野鳥にレンズを向けることはないのかしらん?