さだめ
- カテゴリ:小説/詩
- 2015/12/24 11:34:21
始めから別れることが分かっていたなら
出会うこともなかったのに
あなたのことを知り過ぎて
こんなにも胸が痛くて
それでも出会いは必然だったのか
いくつもの夜を越えて
過ごした闇夜の中で
何をつかんだと言うのだろう
何をあげられたんだろう
二人にはもうそんな事は関係ない
心の隙間を吹く風は冷たい
この痛みを吹き飛ばしたいけど
どこにぶつけたらいいのか
それさえもわからないで
何を忘れようと言うのだろうか
恋に踊ったこの胸の内を
あなたは分かっていたのだろうか
あなたの胸の内はどうだったろう
もう聞くこともできないけれど
同じ時間を過ごしていたと信じたい
あと少しで新しい年が来る
変わりなく流れて行く時に
何を乗せたらいいんだろう
それははかない夢かもしれない
怖がりになった私には
暁に鳥の鳴き音を聞いて
夕暮れに帰っていく鳥達
彼らには帰る家がある
暖かな巣の中で
疲れた体を休めるのだろう
涙にくれた日々を思い出しても
何も出て来はしない
あと少しだけ勇気を出して
あなたを越えて行きたい
それだけが許された道なのかもしれない
今日のバイト先では、なんら自動車のキズについての会話はなかつたですが・・
またその車をみたが・・・どうもなつていないような?
以前からの「キズ」と新しいキズの様子を写真にでも撮らないと判りませんよね?