米主導の有志連合、ラマディ空爆
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- 2015/12/27 16:51:38
[バグダッド 24日 ロイター] - 米国主導の有志連合は24日、過激派組織「イスラム国」が制圧しているイラク中西部の要衝ラマディで、同組織の拠点を空爆した。イラク軍が国営テレビで発表した。
「イスラム国」は5月にラマディを制圧した。イラクはラマディ奪還を目指しており、有志連合の空爆はこれを支援するために実施された。
イラク軍は今月22日にラマディでの同組織掃討作戦を開始。軍司令官は23日、作戦は数日かかると述べた。
ラマディが奪還できれば、イラク政府にとってティクリートに次いで同組織から奪還した主要都市となる。
http://jp.reuters.com/article/mideast-crisis-iraq-ramadi-idJPKBN0U808Y20151225
ラマーディーはイラクのアンバール県の都市でイラクの中央部に位置し、バグダードの西約110kmの距離にあります。
シリアやヨルダンに向かう西側の玄関口なので、交通や民族の要衝であり、交易がとても盛んになる土地なのですが、ここを押さえられるとバクダードに物資が届かなくなると言う事から、戦略的重要拠点として、イラク戦争、その後のイラク暴動など、何度も紛争の中心となったことがあります。