シャボン玉
- カテゴリ:小説/詩
- 2016/01/08 09:19:38
いっぱい笑って
いっぱい怒って
いっぱい泣いて
いっぱい愛した
それのどこが違っていたの
あなたと歩いた道
春の息吹
夏の太陽
秋の木の葉
なぜ冬は訪れなかったの
カフェの窓から
行き交う人たちを見る
笑顔の向こうには
傷ついた心も隠れていて
漂うように流されて行く
まだ待っているのよ
あなたがもしかしたら来るかと思って
でももう蜃気楼でしかない
手を伸ばせばすぐに消えてしまう
シャボン玉のように
ゆらゆらと宙を浮くシャボン玉
きらきらと七色に光って
ぶつかれるとパチンと消えて行く
そしてしずくが滴り落ちる
涙の水たまりができる
もうさようならなんだわ
幾度もいい聞かせていても
頭では分かっているのに
心がついて行かない
失ったものが大きすぎて
いつの間にかコーヒーが冷めて行く
それでも私は座って
道行く人を眺めている
席の向こう側に
あなたが来るようで
やがてしっぽりと夕日に覆われる時が来る
重たい足をゆっくりと持ち上げ
私も家に帰っていく
片側が空いている寒さに耐えて
もう訪れない昨日を抜けて
新年会・・重い身体で出席しました。
当日の料理のキヤンセルは出来ないからです。
午前中の予定・・これで終わりにして寝ます。(オイル交換+眼鏡のレンズ交換+風邪の薬を購入)
昨夜からのどの痛み&鼻ずまりの為
午後から予定の墓参りはやめて)寝る事に、夕方の新年会には名古屋市内に出るけど・・
では少し身体を休めますね!