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ベトナムがロシア製「キロ級」潜水艦の巡航開始

 中国メディアの参考消息は8日、ベトナム海軍が南シナ海で、ロシアから購入した「キロ級」潜水艦の巡航を始めたと報じた。

 キロ級潜水艦は旧ソビエトが開発した通常動力の潜水艦で、運用開始は1983年。現在はロシア海軍が20隻、中国が12隻、ベトナムが4隻を運用している。ベトナムは別途2隻を購入しており、2015年に試験航海を始めた。ベトナムは世界的に見ても良港とされているカムラン湾に海軍基地を持っており、キロ級潜水艦も同港を母港にしているとされる。

 記事によると、中国の軍事力がベトナムを上回っているが、ベトナムはロシアからの潜水艦購入を含めて武器類の充実で、バランスを取ろうとしているという。

 ベトナムは潜水艦部隊の建設に、すでに数十億ドル(50億ドル=約5000億円)を投じた。ロシアからはさらにマルチロール機(戦闘爆撃機)や対空ミサイル「SS−300」を、イスラエルからは早期警戒機やレーダーを購入するなどの動きがあるという。

 オーストラリア国防大学のカレール・サイヤ教授はベトナムは対艦ミサイルと対地巡航ミサイルに加えて潜水艦6隻を運用しはじめたことで、南シナ海における攻撃能力が大幅に向上したとの見方を示した。

 ベトナムの「キロ級」潜水艦は、南シナ海において中国と「対立している海域」も巡航するという。(編集担当:如月隼人)

http://news.searchina.net/id/1599388?page=1



キロ型潜水艦は、ロシアの通常動力型潜水艦で、愛称は"Варшавянка"ワルシャワンカ(ワルシャワ労働歌の意)。
艦尾の操舵部分は変形の十文字型、下部のみの縦舵と横舵の3枚で操舵が行われ見た目がT字型とも言えるような独特の艦尾をしていて、外殻の外側は1枚0.8m四方のゴム製吸音タイルで覆われており、探信音の反響軽減と、船体内部からの騒音遮蔽をしています。
ベトナムに輸出した636型は初期の6翼スクリューではなく、7翼のハイスキュード・プロペラを採用し、従来の同型潜水艦よりも音が静かになったと言われているそうです。

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