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ジャカルタで爆発 IS支持者によるテロか

インドネシアの首都ジャカルタの中心部で、男らが手投げ弾などを爆発させたあと警察と銃撃戦になり、実行犯とみられる5人を含む7人が死亡しました。警察は、過激派組織IS=イスラミックステートの支持者によるテロとみて捜査しています。
ジャカルタの中心部で、現地時間の14日午前11時前(日本時間の午後1時前)爆発がありました。
インドネシアの警察によりますと、男らが手投げ弾のようなものを投げつけ、さらに持っていた爆弾を爆発させ自爆したということで、その後、警察との間で銃撃戦となり、実行犯とみられる5人を含む7人が死亡し、10人がけがをしたということです。
狙われたのは、日系の企業も入居するオフィスビルの1階にあるコーヒーショップや警察の詰め所だということで、付近には日本大使館のほか政府機関のビル、ショッピングモールなどが立ち並んでいます。
インドネシアでは先月、過激派組織IS=イスラミックステートの支持者ら9人がジャカルタなどで爆弾テロを計画した疑いで逮捕されましたが、犯行グループの一部は逃走を続けており、警察は、今回の事件はISの支持者によるテロとみて捜査しています。
ジョコ大統領は声明を発表し、今回の爆発をテロ行為だと断じたうえで、「犠牲者に対し深い哀悼の意を示す。われわれは卑劣なテロ行為を決して恐れない」と述べました。
ジャカルタの日本大使館によりますと、今回の事件に巻き込まれた日本人はいないということですが、現地の日本人学校は安全のため、15日の休校を決めました。
インドネシアではこれまでも、イスラム過激派などによるテロ事件がたびたび起きています。
2002年にはバリ島で東南アジアのテロ組織「ジェマ・イスラミア」が爆弾テロを起こし、202人が死亡したほか、2009年にはジャカルタで2つのアメリカ系のホテルがほぼ同時に爆破され、外国人を狙った犯行とみられています。
また、先月にはジャカルタなど3か所で爆弾テロを計画したとして、警察が過激派組織IS=イスラミックステートの支持者ら9人を逮捕し、爆弾の原料となる化学物資や起爆装置の一部などを押収しました。
ISに加わるため、インドネシアからは500人以上が中東に渡ったとみられており、治安当局はISの影響を受けたテロへの警戒を強めていました。
警察「事件前に“警告”」
インドネシアの警察当局は、地元テレビ局の取材に対して、「確認中だが、事件の前に、過激派組織IS=イスラミックステートだとするグループから『インドネシアで世界中でニュースとなるような大きなことが起きるだろう』という警告を受けていた」と述べ、事件の予告だった可能性があるとして、関連について捜査していく考えを示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160114/k10010371361000.html
 

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