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米、対北朝鮮で空母2隻を西太平洋に展開

【ワシントン=川合智之】米国防総省のデービス報道部長は21日、原子力空母「ジョン・C・ステニス」の西太平洋地域への展開と、新鋭戦闘機「F22」の横田基地(東京都福生市など)への到着を明らかにした。4回目の核実験に踏み切った北朝鮮に軍事的圧力を強める狙いだ。

 空母は母港の米ワシントン州ブレマートンを15日に出港した。F18戦闘機など約90機を搭載可能で、任務は7カ月間の見通し。横須賀基地の原子力空母「ロナルド・レーガン」と合わせて2空母が同じ地域に展開するのは異例だ。

 最新鋭のステルス性能を備えるF22は12機が横田基地に到着した。デービス氏は「今回の展開で地域の安定を促進し、日本を守る義務を果たすための能力を強化する」と説明している。

 北朝鮮の核実験後、米軍はB52戦略爆撃機を韓国上空に派遣した。さらに空母などを想定した「戦略兵器の展開」を韓国軍と検討し、今回配備した空母や戦闘機が朝鮮半島へ向かう可能性もある。韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領も慎重だった地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)の韓国配備に言及した。こうした北朝鮮に対する軍事圧力の強化は、国連安全保障理事会の新たな制裁決議に消極的とされる中国をけん制する狙いもありそうだ。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM22H0P_S6A120C1MM0000/
 

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