雪
- カテゴリ:小説/詩
- 2016/01/23 09:03:25
寒さにふと目を覚ますと
窓の外にはうっすらと雪化粧
何年ぶりに見る雪だろう
こんな朝には思いだす
あなたとはしゃいだあの頃
今はもう一人ぼっち
あなたも寒さに震えているの
そんな事さえ思い出して
まだあなたの目を追っている
暖かくしてくれればいい
出かける気にもならなくて
でも会社に行かなきゃならない
足取りは重く慎重に
一歩一歩を踏み出していく
オフィスには暖かさが待っている
こんな毎日を過ごしながら
段々と忘れて行くのだろうか
忙しく日々を過ごしていく
でも一人の時は思いだしてしまう
今でも使っている黒い手袋
あなたがくれたそれは
あなたのぬくもりが残っている
そんな気がして外せない
もう知らない同士になった二人
出会うこともないだろう
もしもできることなら
訳を知りたかった
あなたが何を考えていたのか
そんな事さえ分からなかった
ただ別れようと言う文字に消えて行った
一人じゃない
それが嬉しかったのに
今ではまた一人になって
行方を捜している
どこに行ったらいいのかさえ分からない
また人を愛するのだろうか
あなたを引きずっている時は無理だけど
そんな季節が来るのだろうか
愛を知ってしまった今でも
春は来るのだろうか
コメ、ありがとうございます。
まっすぐ前を向いて、歩いて行かなきゃですね。
彼女は、会社をやめた・・・うん~どうだつたか?
でも夜の仕事(スナックでの接客)は、俺が時間に成ると帰宅してから働いていたみたいで・・
でもあれから30年は経つと思うが・・元気で生きている事と思います・・
俺にも・・そんなドラマみたいな時代が・・・今ふと思うとあつたんですね?