インド、仏戦闘機36機購入で合意
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- 2016/01/27 02:12:01
[ニューデリー 25日 ロイター] - インドは25日、仏製ラファール戦闘機36機の購入に関する政府間合意に調印した。ただし、価格面など詰めの協議は残っている、という。
モディ首相は、訪印したオランド仏大統領と会談後、戦闘機購入で原則合意した。オランド大統領はラファール戦闘機の合意について「決定的な前進」とし「残る金銭的な問題は数日中に解決する」と述べた。
インドは当初、ラファール戦闘機126機を購入する予定だったが、交渉を加速するため36機に計画を縮小した。インドは、台頭する中国や長年対立するパキスタンをにらみ、空軍の近代化を急いでいる。
両国首脳は会談で、国際武装グループとの戦いで、両国が協力していくことをあらためて確認。オランド仏大統領は、フランスとその同盟国は過激派組織「イスラム国」を「何度でも」攻撃する、と表明した。
オランド大統領はまた、仏アレバ(AREVA.PA)がインドで原子炉6基を建設する計画について、1年以内に妥結する、と述べた。共同声明によると、2017年初頭の建設開始を目指し、交渉の加速で合意した。
http://jp.reuters.com/article/india-france-idJPKCN0V406H