源氏物語
- カテゴリ:日記
- 2016/01/29 19:16:41
「牛車でGO!ピカル源氏と七人の姫君」が、
2月2日(火)23:59で終了
2月2日(火)23:59で終了
ピカル源氏のお話からまた、源氏物語の本をちょこっと読んだりして
ブログ記事も書きたいこといっぱいあったのに、もう、イベント終わりですね。
こはる温泉のガチャに使ってしまったのでもう、買えませんが
Pショップの平安ものも欲しいものたくさんありました。
『夕顔の扇』は記事にも書きましたが、「源氏物語」に出てくるものです。
光源氏と夕顔の出会いのシーンで源氏が随身に
「遠方人に物申す。(そのそこに咲けるは何の花ぞも?」
と呟く。
随身、その意味を察して
「これは夕顔という花です。ひと枝もらってきましょう。」
と、その家の人に頼みに行くと
「(つる性で)なよなよとして持ちにくい花ですから、
これに載せてどうぞ。」と、扇をくれる。
その扇に歌が書いてあって、「光源氏様では!?」
女の方から、アプローチ。
なので、夕顔娼婦説もあるんですが、このヒト一応一流貴族の娘です。
ただし、親が亡くなってるので、生活に困っているようです。
なので、面倒見てくれる男君が必要なんですね。
『市女笠』も欲しかったけど、これは、中に着る衣装がないんですよね~。
十二単じゃ、裾引きずりますよね。
旅装束用の衣装があるんです。
ニコタにはないのかなぁ。
夕顔には娘がいるんですが、夕顔突然死んでしまったので、
行方不明状態なんです。
後に残された姫君抱えたお付の人は困るわけです。
姫君連れて、赴任先へ行ったけど、このままではいけない!と
なんとか、父のもとへ帰す手だてを考える。
けど、相手は雲の上の人。つてがありません。
で、苦肉の策が「神頼み」なのですが、市女笠かぶって姫君も
歩いて長谷の観音さん参りです。
この姫君、珍しく名前が分かっているんです。
「藤原の瑠璃君」というんです。
物語の『源氏名』は「玉鬘」です。
のちに活躍する女ぎみです。
一番欲しかったのが真ん中が開いてる『御簾』
チラリズム。の極致
大事件に発展するアイテムです。
光源氏40歳の時に帝の位を降りた兄から女三宮を正妻として託されます。
この姫宮、、、ちょっと足りないんですね…。(ーー;
この時代、女性は顔を見られたら、体を許したも同じなんです。
深窓の姫君は、部屋の奥深く陽の当たらない場所でちんまり座っているものです。
ところが、このヒト、庭に源氏の息子やその友達など若い男がいるときに
端近に立っていたんです。
庭に男がいるんだから、部屋の奥深くにいなくちゃならないのに、
庭の近くにいて、しかも「立ってる」んです。
今の時代と違います。
オヒメさまたるもの、立って歩くもんじゃないんです。
膝行るんです。
それが、立ってる!
しかも、運悪く猫が簾を開けてしまうんです。
そこに、源氏の息子夕霧やその友達がいて、姿を見てしまうんです。
で、夕霧の友達、一目惚れ!
しかも、不倫に発展します。
その上、子供までできてしまいます。
大問題でしょ!?
アラブの国がそうですね。
日本は平安時代だけ、そんな感じですよね。
なんでかな?
服飾史とか調べると、そういうのも面白いんですよね。
十二単って12キロくらいあるのよ。
それはもう、ずっしりと重い。
それに、お姫様は身のまわりのことは全て侍女がするでしょ。
だから、立って歩く必要がないのよ~。
だから、立ち姿を見られることもはしたないのよね。
今だったら、そうねパンツ一丁で家の中のし歩くくらいの感じ!?
顔を見られちゃいけないなんて。。。
そういえば、いまでも?どこかの国ではベールをして顔を見られないように
してるって聞いたことがあります。
お姫様って歩いちゃいけないんですか?
お姫様も大変なんですね(^_^;)
この姫宮、藤壷や紫の上と血縁なんです。
マザコンの光源氏、お母さんソックリの藤壺に恋します。
で、手に入らないから、姪っ子の紫ちゃんを手に入れます。
けど、紫ちゃん、、正妻の子じゃないし、もう後見人がいないので
身分というか、立場というか少し低いんですね。
で、この姫宮は先の帝の娘だから、身分申し分ないですね。
しかも、、、(若い、はモンダイじゃないねん)藤壺の宮の血縁。
あの方に似てるかも!?
ところが、大ハズレだったわけです。
綺麗な人なんよ。
けど、色んなことがちょっとタリん…。(^^;
子供産んでも母にならない感じ。
ある意味、ほんまもんのオヒメサマ。
で、紫の上の心痛は、「今更?」っていうのと「あんな女に…」というのとある。
その弱り目に、また六条のコワ~い霊がとりつくねん。
ま、光源氏の方は身から出た錆。
男と女の愛情の永遠のテーマみたいなとこが描かれてて、
それが1300年読み継がれてる理由かな。
因果応報のような感じになっちゃうのですね
当時の40歳って今とは違い もうおじいちゃん枠なのに
若いお嫁さんに振り回されちゃうかんじ? (すこし足りない感じは知らなかったですけど)
その当時、女の人が顔見られないようにしてるのに その為体はやはりすこし・・・ですね><
書評でいろんな感想書いてあるの読むと 紫の上は 女三宮ちゃんの入内で
臥せられる程 お辛かったりで体を弱らせてしまわれたり・・・
これも現代と違う平安時代 しかも一般と違う殿中だからなのでしょうけど
いろいろすべて罪深く悲しいとこがありますね
光源氏さまもおいたわしいです