もったいないオバケ
- カテゴリ:友人
- 2016/01/31 08:46:57
とはいうものの・・・(詳しくは昨日のブログ)
土地付き戸建て住宅,1階部分はけっこうな広さの店舗、
駅も近いし、なにより「250万円」なんてメチャクチャな値段ではありませんか。
昨年、うちで指値をしたときは「500」で入れていました。
そのとき売主さんは「800」と強気だったのです。
それが、まあ、どうしたことか突然の「250」、
これは、どう考えても超お買い得物件に間違いはありません。
リフォームすれば、2000万円でも売れるでしょう。
もったいないなあ。
そうだ、もう一人、心当たりがありました。
わたしの幼馴染ですが、
3人の子供のうち,2人が引きこもりもしくはニート。
頭を痛めていた友人がいました。
以前、「息子たちが一人で食っていけるように、何か商売をやらせたいんだが」と、
相談を受けていたことがありました。
親と言うのは、いくつになっても子供を甘やかすものですね。
今度は、座っていれば食っていけるような楽な商売を与えたいと言っていました。
うん。
わたしは、口をはさみません。
だって、意見なんて求められていないもの。
それに彼(幼馴染の友人)は大金持ちで、
250万なんて、この息子らのこづかい程度の額ですから。
夜になって、やっと彼が捕まりました。
「超お買い得物件がでた」ことを伝えると、
二つ返事で、現地に向かうと言っていました。
な。
こんなもんだな。
後は、売買担当者に案件と彼のことは任せて、
わたしは、さっさと寝ましたが・・・。
なんだか、ちょっと違うんだよなあ。
幼馴染の友人は、まあ、そこそこ良いヤツで、
良いヤツだからこそ、男女の垣根を越えて今まで付き合いもあるのですが、
なんか、ちょっと違うんだよなあ。
ま。
土地が転がるときは、こんなものなのかなあ。
なんか、しっくりこないものがあるんだけど、
幼馴染の彼も、わたしにとっては友人だし、
後は、彼が判断して決めるだろうと思います。
と、いう訳で、
「格安不動産情報」がちまたに出ることのない理由について、
これでお分かりいただけたかと思います。
ピケティの言う資本主義社会の構造は、
情報格差も生んでおり、その格差はますます貧富の差を広げるのです。
なんかなー、なんでかなー。
何かしっくりこないまま、この物件は終わりそうです。
なにが、ひっかかるんだろうか。
追記:
売買成立いたしました。
即金で、お買い上げでございます。
うーん・・・
ニート君、がんばれ。
ああ、そんなのあったら
定年になったらやりたいので 是非教えて欲しい。
うちの子供にさせたら
たぶん持て余した時間で博打とか課金ゲームとかハマりそうなので
絶対に教えない。
あとは本人次第です~
行く末を案じ、自らの足で扉を開いて行かずとも生活できる環境を整えてやれることが可能な「お父さん」がおられて幸せでしたね。持つべきものは「金持ち父さん」かぁ。
お金があれば健康も買えますもんね。私には不可能な事です。息子がニートや引きこもりでなくて助かりました。
・・・ごめんなさい。何だか今日は皮肉になってしまいました。
両方とも自分が得をするわけでなく、人助けのために行っている行動なのだけど、救いの手を差し伸べる方向が違うのではないか、と。
ただ、文章から推察するに、初めにお声掛けをした方は多分ご自分なりに幸せな生活を送ってられて、
二番目にお声掛けをしたご友人はお子様のことでいつも不安を抱えておられるように思えます。
所詮一人ひとりの人間は一度に多くの事ができはしません。手の届く範囲も限られています。
はなこさんの心配りで、ご友人の問題が解決する方向に進めば、それはそれで一つ良いことをした
と考えても良いのではないでしょうか。
あまり気に病みすぎませんように。
「このひとが、この場所を正しく活用できないのでは」
という心優しい心配をしているからなのでは、と推察いたします。
もしかすると、一巡りした後に再びはなこさんにこの土地がひょっこり
姿を現すのでは・・・と思ったり(笑)