ロシア軍、Su-35S戦闘機をシリアに派遣
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- 2016/02/06 10:48:56
ロシア軍が最新鋭のSu-35S戦闘機をシリアに派遣しことが1日、ロシア国防省のIgor Konashenkov報道官による記者発表で明らかとなった。
ロシア軍は昨年後半からシリア政府を支援するためシリア内戦に介入し、ISISなどの反政府勢力の拠点の空爆を実施してきたが、昨年11月には、ロシア軍のSu-24戦闘爆撃機がトルコ領内に侵入したとして、トルコ軍機によって撃墜されるという事件も発生。それ以降、ロシア軍は、地対空ミサイルなどへの防御を固めるため、攻撃防御能力の向上を図っていた。
ロシア国防省によると、Su-35Sは先週中にシリアに配備されたとしており、トルコ軍も領空を侵犯したからと言って、旧式のSu-24のように簡単に撃墜するということはもうできなくなったこととなる。
シリア内戦介入という政治戦略以外にも、ロシア政府は、最近になり、国策として最新鋭の兵器輸出を積極的に進める戦略を講じており、今回のSu-35Sのシリア配備は、外国へのSu-35Sの積極的輸出を進めているロシア政府のもう一つの戦略を反映したものとする見方もでている。
http://www.businessnewsline.com/news/201602031029230000.html
