Nicotto Town


コノハナ・サクヤ


多すぎて絞れないんじゃぁあああ!!(後編)


ところで前編にて挙げた作品は宮崎駿監督の作品であってジブリと言っても他の監督さんもいるわけです
ということで、後編では宮崎駿監督作品以外の作品を語ってみようと思います

子供の頃この作品を目にし、純粋に可哀想という感情があったのですが、年齢を重ねるごとに怒りが湧きおこるようになり、ついには最初から最後まで見るのに躊躇してしまうようになってしまったサクヤ
それが「火垂るの墓」です

野坂昭如原作による高畑勲監督の作品で戦争の悲惨さを描いたものですが、正直今見るとなると、かなり心構えが必要というか見るのがしんどくなってしまいました
可哀想というのはただ単純に命を落としていった兄妹の姿にあると思いますが、少し大人になり場面場面を細かく見るようになってくると怒りが芽生えました

怒りというのは恐らく兄妹を邪険に扱った大人たちの姿、そしてラストシーン兄の清太が駅の構内で通り過ぎて行く人混みの中、餓死してしまう・・・
その無関心な大人に怒りがこみあげてきたのを覚えています

最後1人おにぎりを差し出す大人がいましたが時すでに遅し、まあ大人も自分のことで精いっぱいだったのでしょうが、それでも無慈悲なものは心に堪えるわけです
戦争とは生きるか死ぬかであり、そこに年齢は関係なく弱いモノは死んでいくという摂理を知ってしまったサクヤでした

同監督の「平成狸合戦ぽんぽこ」は一転し、上手く人間社会と動物の世界を絡めた自然破壊の警鐘映画というと大げさでしょうかユーモラスな世界観にありながらテーマは筋が通っており、当時子供であったサクヤでも言いたいことは分かった作品でありました

他にも多々作品はあるのですが、最後に語っておきたいのが「耳をすませば」です
後から知ったのですが、これ原作は少女漫画だったのですねぇ
近藤喜文監督による作品で、思春期特有の甘酸っぱい恋が、今まで恋愛なぞ興味のなかったサクヤに初めてといっていいほど「キュン」となった作品でした

ジブリ映画の魅力はテーマ曲の選曲にも優れており、「耳をすませば」の「カントリーロード」「おもひでぽろぽろ」の「愛は花、君はその種子」といったこれらの原曲は洋楽で、サクヤはその原曲CDを探したりしました

嗚呼・・「おもひでぽろぽろ」も語りたい!これも子供の頃は??でしたが年齢と共に良さが分かり初め幼少期の主人公と大人になった主人公が重なり合うのを見てはおもひでどころかサクヤの涙腺がぽろぽろじゃぁぁあ!!となる始末

というわけで、ジブリに影響された人は本当に多いのでは?であり、本当に見る機会に恵まれたことを感謝したいサクヤなのでしたとさ

*これ語りだしたら止まらないな、3000文字どころか30000でも3000000でもいけるかもしれぬ!!





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