イラン国防相、「Su-30戦闘機購入契約を締結」
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- 2016/02/11 11:54:14
イランのデフガーン国防軍需大臣が、最新鋭の戦闘機スホイ30の購入に向けたロシアとの協議を明らかにしました。
タスニーム通信によりますと、デフガーン国防相は、9日火曜夜、テレビのインタビューで、ロシアからの戦闘機購入に関する質問に対し、「空軍が戦闘機を必要としていることに注目し、スホイ30の購入にむけたロシアとの協議が行われ、購入予定の戦闘機の数も決定された」としました。
さらに、将来、最新鋭の戦車を生産、公開するとし、「この最新鋭の戦車がもしロシアのT90 よりも性能が良くなかったとしても、それ以下ということはない」としました。
また、S300ミサイルシステムの購入とバーヴァル373ミサイルシステムの製造についての最新状況について、「契約に基づき、S300は2段階に渡ってイランに引き渡されることになり、その第1段階は準備ができており、その移送方法について考えなければならない。この段階は今年初めの3ヶ月の間に実施される。第2段階は今年中に完了する」としました。
デフガーン国防相は、「バーヴァル373ミサイルシステムに関しても、このシステムは様々な部門が準備されており、その最初のシステムがイラン暦の来年度中に公開されることを願っている。このシステムは世界で最も明らかな技術を装備しており、すべてイラン製である」としました。
また、エマード2ミサイルの設計と製造が将来行われるとし、「この弾道ミサイルの新たなモデルは、目標物への正確な命中を目指して設計、製造されるだろう。エマード1は量産されている」としました。
http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/62220-
イランは1979年のイラン革命が起こるまで、アメリカと非常に仲の良かった国でした。
その為世界で唯一、F-14トムキャットをアメリカ以外で持っている国なのですが、イラン革命後に仲たがいしたため、F-4、F-5、F-14の部品をすべて国産化していても老朽化が激しい事と、次世代戦闘機の開発に遅れたこともあり、ロシアのスホイと契約したと思われます。