月の話 (6)
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/09/16 03:01:43
釣りで、ライギョ13位 ザリガニ35位とランクインしました。
いつかは表彰台に立ちたいですね。
今回のお話はドイツです。
ハンスは、働き者であったが、またひどいへそ曲がりでもあった。
日曜日は神様の定めた安息日で、その日はみんな仕事を休んで教会へお祈りに行かなければならない。
しかし、ハンスはへっちゃらで 「わしが仕事をするのはわしの勝手さ」と森の中へ薪採りに出かけていった。
背中に、山のように薪を背負ったハンスは、やっこらしょと立ち上がって帰ろうとすると、一人の男に出会った。
背の高い、髪や髭を長く伸ばした、粗末な衣服を着た人物だった。
その人は「お前は日曜日なのにどうして働いているのだ?」と尋ねた。
ハンスは吐き捨てるように、「働こうと働くまいと、わしの好きにするさ。 天罰が当たるというなら、どうぞ当てたらいい」と答えた。
しかし、その人は静かに諭すように言った。
「日曜日は、6日間十分に働いて、次の週に備えるために休むのだ。 体を休めるばかりでなく、頭も休め、他の疲れた人々をいたわるために1日開けてある。 お前は、それでも働きたいというなら、あの月世界に行って永久に薪を背負って歩くがよい」
そういって、その人は森の中へと、消えていった。
ハンスは、薪を背負ったまま、天に昇り、月の表面に今でもその姿がはっきりと見えているという。
楽しんで頂けたら幸いです。
またお話できたらいいですね。
きっと宇宙には神は居るのだと思います。いつ果てるともしれぬ無数の光の消長を見続ける者の存在が・・・。
そして、全ては必然のまま進んでいく。
興味があったら8月17日のブログ「そして夜闇に舞い降りる」を読んで見てください。
宇宙は、人間界の良いことと悪いことの区別が無いので
良くても、悪くても、その人の望むようにしてくれるんですよ^^
例えば、いつか別れが来るんじゃないだろうか・・・と
考えてると、あ!この人は別れを望んでるのか・・・
と思ってしまうんですね^^;
だから、ハンスの望みを叶えた・・・というわけです^^チャンチャン♪
働き者なのに・・・。神様って意外と我儘で、残酷なことしますよね・・・。
キリストが月の話に出てくるなんて、トリビアです^^
釣りは、大好きですよ。ランキングがあって上位の人にはコインが配られるんです。今度一緒にいきましょうか。
そうですね、素直じゃないと伝わらないことってあるかもしれません。
でもそれを察してくれる人が、本当に相性がいい人なのじゃないでしょうかね。
ハンスさんそんなに働いてどうするんだろう・・・???
へそ曲がりは月に行って治ったのかな?
頑固だと損をするって事も教えたかったのかな?私も素直になれるようにしないと・・・愛想つかされちゃいますね・・・
そうですね、月は色々な物語を思い浮かべるにはいいそんざいなのかもしれませんね。
いえいえ、こちらこそお付き合い頂き楽しかったです。それにしてもホワイトローズ さんの人気はすごいものですw
そのほうがいいんじゃないでしょうか?wあんまり働きすぎるなってことでしょうし
きっと月より、地球の方が楽しいですよ
現代だったら、働き者として喜ばれそうですけどね・・・。
薪を背負うといったら二宮尊徳ですが、彼もドイツにいったら月送りでしょうかね・・・。
月には、いろいろな神話があるんですね♪
とっても読んでて、うんうんなんて うなずいてる自分がいます。
お勉強になります^^ 月は、神秘的ですね♪
昨夜は、ありがとうございました^^ それと、すみませんでした^^お時間取らせまして ぺこり
月にいたら地球に落とされちゃうな・・・(ーー゛)
薪を背負ったハンスは初耳でした(^O^)
ありがとうございました(*^_^*)