カメ馬鹿の祭典にバカが行く。
- カテゴリ:アート/デザイン
- 2016/02/21 08:05:31
CP+(シーピープラス)というイベントがまもなく開催されますです。
写真や映像関係のメーカーが一堂に会したイベント、今年もパシフィコ横浜で。
ネットで事前登録すると入場無料なので、たびたび参戦しています。
若いころ、東京モーターショーにはよく行ったのですが、
こういうメーカー中心のイベントは(仕事以外では)興味がなかった。
数年前の第一回目に行った。いやータマげた。そうなのか。そうだったのか。
集まる連中の目的の一つは美形女性コンパニオンさんの撮影みたいだ。
アキバ系のイベントもそうなんだろう。こういうのを見たことなかったので爆笑した。
私はコンパニオンを撮らず、彼女たちにカメラを向けるヤローどもばかり撮影した。
各メーカーは、自社製品のユーザーにグッズを配布してくれる。
参戦初回は古いフィルムカメラとデジカメ1台しか持参せず悔しい思いを。
翌年は全社のカメラを一台ずつ持参、全社のグッズをコンプリート。重かった。
隅っこの小ブースがたいへん面白い。やたらマニアックだったり個人出店だったり。
こういうトコでバイヤーと間違えられ、片言の日本語で営業をかけられる。
マニアックな古レンズをマニア機につけるためのアダプターの発注など勧められる。
女性も目立つ。カメラの持ち方が垢抜けており、重武装の亭主族とは雲泥の差。
女性向けのカラフルな周辺機器の出品が多いのも頷ける。
各メーカーは、イケメン男性コンパニオンの投入を真剣に考慮すべきだろう。
さて、今年も行こうと思ってますです。全部見ると半日はかかる。
ちょっと触りたいのは、遂に出たリコーペンタックスのフルサイズ機。
でも1kg以上ありそうだ。重いなー。もちろん買えるわけもない。
そうそう、富士フィルムはチェキのカッコいいヤツをなぜ出さないのかしら。
プリントをすぐ渡せるのはイイことだが、あのボディはオヤジが持つのに適さない。
無骨で質感を重視した高級チェキがあれば、手を出す男は多いと思うぞ。
基本プログラムをユーザーがいじることを前提としたカメラも出ていいと思う。
パソコンにつないで、画像エンジンにすらアクセスして変更できちゃうの。
優れたプログラムはメーカーHPで無償公開。こんな進歩はあってヨカロウ。
入場者もみな気合が入っているらしく、最新機種や高級機種の複数持ちが大半。
今回はどの子を連れていこうかしら。同行する相棒を決めるのが楽しい。
今の気分だと、ペンタMXとパナのDMC-G1という軽量コンビかな。
だがニコンD40の写りは死ぬほど好きだ。ペンタK100Dの低感度は凄まじい。
ミノルタのαスイートデジタルの蒼は壮絶だし、オリンパスE-420の軽快さもヨイ。
あ、キャノンのKISS-X2はピント合わせが楽だ、ペンタK-xも……
フィルム機もニコンFM2に広角つけるか、いやレチナにネオパン入れるか。
リコーフレックスに思い切ってブロビア入れて冒険するのもスリリング。
暗いから持ちやすいペンタM-Eスーパーと明るい玉にするか……。
「遠足は行く前の日が楽しい」シンドロームの私、少々躁状態。
結局みんな連れて行く羽目になるのか。夕方は仕事なのに。
こんなバカも参戦するCP+。お近くの方ご参加をご検討あれ。楽しいかもよ。