雛の季節に
- カテゴリ:小説/詩
- 2016/02/25 10:32:57
小さな私のコレクション
それは小さな雛人形達
旅先で出会ったものを買う
「今度は僕と行こうね」って
あなたは言っていたのに
デパートで買うのは嫌だから
でも友達と一緒には行けなくて
「だって彼と行くんでしょ」
切り取られた恋を誰も知らない
「そうね」って答える自分が辛い
今頃誰といるの
何を話しているの
あなたの心をつかみたかったけど
そんな事もできなくて
ただただ恐れるばかり
あなたと雛人形を
買わなくてよかった
だって見るたびに思い出す
それでよかったんだわ
自分に言い聞かせてみる
桃色の季節が来たら
少しは暖かくなるだろうか
その頃は雛の日も過ぎていて
また出番を待つことになる
暗い箱の中に収まれて
箱の中に入るのは
人形達ばかりじゃない
心の切れ端が一緒に混ざって
また一年を待つことになる
でも取り出されるかもわからない
さようなら あなた
季節の風に乗って行ったあなた
もう会うこともないけど
あなたの切れ端も持っていて
それが飛び去る日がやがて来るのだろうか
オムライス、美味しいですよね。
ふわとろがいいんですよね。
昨日のはカレーソースがかかっていましたよ^^
俺も「オムライス」すきです。
自分で作る時は、ニンニクを刻んでいれます。
またタマゴは3個位使っています。