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ごま塩ニシン


脳活『為ブログ』387

  アジアの覇者の条件。
 中国が南沙諸島で軍事基地を強化していることで、ある脅威を予感する。南沙の海底には中東に匹敵する石油資源が眠っているとされる。この資源を開発すために周辺の島々に軍事基地を建設していると考えられる。実際に中国は原油を掘り出すための掘削を始めているだろう。問題は豊富な油田が発掘されて、産出を始めた時に衝撃が広まるだろう。

 現在でも原油の供給は過剰になり、溢れている。この状況の中へ中国の南沙油田が参入すれば、戦後、70年にわたって形成されてきた資源の勢力図が大きく変容していくことは必至である。中国は、ある意味において日本よりも現実的な国である。日本は書類とか、国による官僚規制とか、いろいろなハードルがあって事態がなかなか進まないといわれている。その証拠に尖閣諸島の周辺にも石油やガス資源が埋蔵されていると言われながらも、日本政府は資源開発の試みをしていないが、中国は国境線ギリギリの海域で天然ガスの採掘を何十本も実施している。そもそも、国連の調査団が尖閣周辺に石油資源があると報告したのは三木内閣の頃であった。その後、日本は固有の領土だと言っているが、何も手を施していない。つまり、無策なのだ。米英の国際石油資源資本の傘に依存してきただけだ。

 南沙の石油開発に中国が成功して大量の原油を汲み出せば、世界の資源地図は大変革することになる。アジアにおける中国の覇権が物質的に確立することになる。日本は、我が領土と言葉を発するだけでなく、具体的に動かなければならない。

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2016/02/28 16:29
なんかさ、外人が日本が良くて、住む。
日本人が、フランス文化をよしとする。
なんや、日本?いらんやん。これ、禁区?。



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