脳活『為ブログ』392
- カテゴリ:日記
- 2016/03/03 11:26:10
古い物の処分について。
はっきり言って、ガラクタしかないのだが、骨董品の鑑定番組を見ていると、ビックリするような値段が付けられる場面に出合うと、つい、我が家に何かないのかと空しくなってくる。何代も続いている家であっても、ご先祖が蒐集趣味を持っていたならば、それなりの骨董品が蔵に残っているかもしれないが、江戸時代から貧乏暮らしをしていれば、目ぼしいものは何もないのが実情である。
古美術や骨董品など高価に買い受けいたしますというチラシ広告を見て、電話をしたこともあるが、旨くいったためしはない。掛け軸を持ち込んで値段を聞いたこともあったが、「一万円は辛いですな。」と言われ、すごすごと持ち帰った記憶がある。
嫁さんが、ケース入りの青磁の皿を店に持って行ったこともあるが、思っていた値段がつかなかったので、持ち帰っている。正直、「やった。」と万歳できる経験は古道具に関して皆無である。ご先祖さんは大したものは残してくれなかった。
私が中学校の頃に座敷に置いている紫檀のテーブルを見て、当時で百万円で売ってほしいと言った人が居た。この頃は日本と中国の国交の正常化がなされていなかった時だから、中国から商品が自由に入ってこなかったこともあって、紫檀テーブルは珍しかったのかもしれない。その後は日中国交正常化で紫檀など手に入れやすくなり、紫檀の仏壇まで作られている。
物の価値は時代によって変遷してくるので、いい値段の付いた時にさっと手放すのが賢明である。出し惜しみしていると、本当にゴミになってしまう。反省している。
平たく思うに、やはり分類別で、徹底的に、保存しか
ないやろ。
お金があるんなら、1度は、鑑定だね。
あーTV的。