冬の終わりに
- カテゴリ:小説/詩
- 2016/03/07 15:01:37
あなたを忘れることができるなら
何でも惜しくないと思った
でもそれは嘘で
何もかもを抱きしめていたくて
もう暑くなってきたコートにそっと隠す
嫌いになろうと思っても
それは無理だった
あなたへの愛し方が深くて
どこにも浮かび上がれない
湖に絡みつく藻のように
もうすぐ花の季節が来たら
心は躍るだろうか
それともあなたのいない右側に
淋しい思いをするだけだろうか
もう春も近いと言うのに
心からのさようならが言えなくて
胸に秘めていたけれど
もう帰って来ないあの日々が
走馬灯のように回って行って
やがて放り出されるのだろう
もう知らない人になったあなた
街ですれ違ってもきっとわからない
そんな二人になったのだもの
お願いだから気付かないで
私もきっと気付かない
あなたの好きなコーヒーの香り
まだ漂っているけど
それがやがて消えうせたなら
あなたの事も忘れられるのか
まだその香りに縛られていても
暖かい日があったり、寒くなったり・・・
体調崩さないよう気を付けてくださいね
今日、務署からの郵便物をみたら・・
再確認書がきていて・・(自己で計算してだしたのが、計算間違いで・・)
期待外れの納付書でした。 (4600円支払いです)
ブログコメント「ありがとう!」・・お菓子は「もち吉」のお菓子です。