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米韓合同演習 過去最大規模、先制攻撃も念頭

 【ソウル=島崎諭生】米韓両軍は七日から、定例の合同軍事演習を韓国や周辺海域で行う。北朝鮮による四度目の核実験と事実上の長距離弾道ミサイル発射を受け、過去最大規模の米軍約一万五千人、韓国軍約二十九万人が参加。韓国メディアによると、北朝鮮への先制攻撃も念頭に置いた新作戦「5015」を初適用する。北朝鮮は演習に強く反発しており、新たな挑発行為に出る可能性もある。
 演習は四月末までで、指揮系統を確認する「キー・リゾルブ」と野外機動訓練「フォールイーグル」を実施。海岸への上陸作戦だけでなく、内陸部まで素早く進撃し、北朝鮮の核やミサイル施設に打撃を加える訓練を強化する。
 北朝鮮に核兵器を使う兆候がみられた場合、特殊部隊が承認権を持つ人物を排除する「斬首作戦」の訓練も行われる予定。米軍は中東でテロ組織の幹部を射殺する作戦に従事した特殊部隊を韓国に派遣した。
 また、米軍は原子力空母ジョン・C・ステニスに加え、ステルス爆撃機B2の派遣も検討しており、最先端兵器を総動員して北朝鮮に圧力をかける方針だ。
 一方、北朝鮮は米韓の「斬首作戦」に強く反発している。朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は六日、「先制攻撃は米国だけの独占物ではない」との論評を掲載。「われわれは任意の時刻と場所に米国の地を粉砕できる」として、特殊部隊が動きを見せた場合、米本土に核攻撃を行うと警告した。
 韓国戦略問題研究所の文聖黙(ムンソンムク)統一戦略センター長は「北朝鮮の反発は続くだろう。(米韓両国は)北朝鮮によるミサイル発射のほか、後方施設に対するサイバー攻撃などのテロにも備える必要がある」と指摘した。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201603/CK2016030702000123.html

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