田園風景
- カテゴリ:小説/詩
- 2016/03/08 11:42:17
名もない駅に降り立って
辺りを見回してみても
目につくものは何もなくて
知らない風が吹いていて
素知らぬふりで去っていく
何だか遠くに来たつもりでも
本当はそうじゃなくて
都会からあまり離れていなくて
でもこんな所があるなんて
二人も知らなかった
まだ冬が残りたがっているのに
季節は段々と巡って行く
まだあの日に戻りたくても
もうそんな事は出来ない
あなたを失ったあの日から
「ごめん、もう別れよう」
そんな10文字に苦しむなんて
あなたは分かっていたの
手紙なんかくれたことはないのに
ポトリと落ちた紙切れ一つ
何故はっきり言ってくれなかったの
私の目の前で
いじわるな人ね
そうやってあなたも苦しむと言うの
でもきっと私以下ね
都会の風景が懐かしいなんて
そんな色に染まってしまった
帰りの電車に乗り込んで
考えるでもなく風景を眺めて
また明日からの毎日が待っている
あの町にさようならを捨ててきた
あなたの事もあの日々も
重くのしかかる荷物はまだ
肩に乗っているけれど
それもいつかは消えるのかもしれない
鈴鹿には、バイクで行く予定です。
FIそれ!!
ずっと前を走行していた NSR 赤/白 トリコロール
二サイクルだからオイル臭かったのだーー。。
一般的には男性の方が後引くみたいですが…。
まぁ、人それぞれと言う所ですね。
しかし良くその当時の事を鮮明に覚えているのですね?
それも事細かい事まで・・・
男性の立場で考えると・・・うん~そんなに相手の気持ちを考えての発言ではないだろうな?
彼女の事・・・・(この場合はみつちやん)うん~どうだろう?
考えに考えた末の事だろうかな~?