Nicotto Town


すずき はなこ


「貧すれば鈍す」とはこのこと。

漁協との全面戦争は、ただいま
お城のお殿様のご采配を待つところとなっています。
その間も、船に乗れないみっともない漁師たちは、
道路沿いの海岸で、打ち上げられた海藻を拾っているのか、
男どもが、5,6人ウロウロとしています。
可哀想にね、
うちの前は、今、来てはいけないことになっているようです。
そりゃあ、そうでしょ。
法務局に登記された土地所有権がかかったイザコザになっているんですからね。
用心してくださいよ。
不法侵入になりかねないんですよ。

とはいえ、漁業法、漁業権とは古来、異議申し立て、係争の多い法律で、
この一件は、どう転ぶかまだ分かりません。
わたしたちは、なにも漁をするなと言っているのではないのです。
このバカ漁師の一人が、自分の交通違反をわたしたちのせいにしてゴロ巻き、
「もう二度と来るかい!」と大見得を切ったのであれば、
「二度と来るな」と言っているまでなのです。
船で来れない陸地を通りたいのであれば、
「すみません、通してください」と言え!と、いっているのです。
それが礼儀と言うものです。

霞が関の農林水産省水産庁は、
「所有者の許可を得ず、水没しない陸地を通って定着物を取ったのであれば、
不法侵入、不退去罪、窃盗罪で刑事告訴を」と明快ですが、
県の水産部は「海水がかかったら海―っ」とバカなことを言っているのです。
(漁業法124条には所有者と協議のうえとあります)

さて、お城のお殿様は、なんとおっしゃるでしょうか。

最悪、殿がご乱心あそばしたとして、
「土地所有権を認めない」とのご判断であれば、
これはもう仕方がありません。
所有権確認裁判も辞しません。
まあ、そこまで殿に逆らわないまでも、
風向きが悪くなって、こちらに不利となったところで、
漁師がふんぞり返って、うちの鼻先で海藻を捕るだけのこと。
海藻は「ふのり」という襖を張ったりする糊にも使われるものですが、
「糊口を凌ぐ」の字の通り、「ふのり」で腹の足しにする人たちです。
気の毒な方たちと、思って目をつぶってあげましょう

そう思えば、この漁協とのイザコザも大したことでもないもの。
鈴ちゃんは、
「うちをナメたらあかんのやで」
ということを思い知らしてやればよいだけのこと、
どっちに転んでも、痛くもかゆくもないと言っています。
そうねえ~。
いっそのこと滅失登記でもしてくれて、
地籍測量をやって登記しなおしてくれれば、
この土地を買ったときの代金分ほどの費用を肩代わりしてくれるんだけどねえ。

お殿様、いかがされますでしょうか。
できれば成敗してやってくださいませ。

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2016/03/15 08:21
常識的に、はなこさんの勝利だと思うんですけどねえ。
所有権があって税金も払っている場所が
自分のものではない扱いになるのは
おかしいですよ。とかいいながら、勝手にそのへんに
生えているキノコをとったのは私です。すみません、みのがしてぇぇぇ\(◎o◎)/!
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2016/03/14 23:03
殿さま、思案されてるんでしょうか・・・。
お天道さまが納得のご判断を下されていただきたいものです。
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2016/03/14 21:40
「ふのり」…過去、映画「吉原炎上」で使ってた気がしないでもないような…

ウニ地雷とか…スベスベマンジュウガニ爆弾とか…クラゲトラップとか…
あああこんなんしか考え付きません~



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