脳活『為ブログ』411
- カテゴリ:日記
- 2016/03/22 11:47:01
デフレを実感した。
昨日は墓参りだった。何時も買っている花屋で花を一対買い求めた。値段は千二百円だった。花屋の奥さんは「ずーと、千二百円で変わりありません。」と投げやり的に言った。そういえば、享年94歳で他界した母親と一緒に墓参りをしている時から、花の値段は千二百円だった。この値段は十年以上、変わっていない。一円の値上げもなされていない。つまり、墓参用の花の値段は固定されている。これは買う側にとっては有り難いことであるが、小売りしている人にとっては儲けが減っていることを意味する。
消費税が5%から8%に増税されているのに、私が買いに行く花屋さんは、税込み千二百円で売り続けているのである。この間、電気代やガス代、パン代や調味料、各種の物価が値上がりしてきたではないか。生産企業はデフレであっても、原材料コストの値下がり、生産工程の合理化や海外進出でコストを下げて、利益を捻出できるかもしれない。原油安がそうだ。国際価格が安くなれば、石油関連事業は潤う。ただ売るだけの小売店は、仕入れ値段を安くしようとしても、もの自体を生産している訳ではないので、コストは下げられない。高い値段を付ければ、客は逃げていく。思い切って値上げした店から、客が去り、シャター商店街が並ぶようになってきた。
流通革命と言うが、これは大型チエーン店の拡大を意味する。小さな小売店をローラーで潰していくことだ。昔は、母親が内職代わりに自宅の店先で商売をし、小銭を稼いで家計の手助けで子供を育ててきた。この頃は地域社会も生きていた。今はどうだ。目が干物の魚になって死んでしまっているではないか。
また、今週後半にちょっと寒くなるみたいですね。
なかなか春が来てくれないです(^^;)
・・・って思っていたのですけれど。
陽がずいぶん伸びたんですけれど、お家に着く頃はさすがに暗いです。
ふっとお空を見上げたら、冬の星座とはちょっと変わっていることに気がつきました。
もしかしたら、春はもう来ている、のかもしれませんね♪