満月の夜
- カテゴリ：小説/詩
- 2016/03/23 23:20:10
ドアを叩いたのは青白い布を纏ったお前だ
月が満ち始める前にユニコーンに跨り
月の谷を渡って来たという
バルコニーに置いたヒイラギを擦り抜け
月の光のように入ってきた
部屋のあちこちで、
散乱したもの、欠け落ちたもの、
古いがらくたなどがキラキラと光り始めた
金星は既に沈み
小さな星々が軌道を描いて西の空に傾く
光が数万年かかる距離を超えて僕の前に現れたのか
室内はほの暗いつぶやきで満たされてきた
たとえば
大好きなティラノザウルス
土器のかけら
愛犬にかじられたゴルフ手袋
皆がつぶやき出した
それらはみな今夜の月のようにひっそりと
失われた記憶を満たしてくれる何かを秘めている
僕らはそれらのつぶやきの川を遡りながら
かれらの記憶を辿る旅をした
そして僕らは決して知ることのないだろうはるか未来で
地球という星に生きるものたちのことを語った
「人間はやっぱり美しい存在なのだ」とお前は言う
そして僕は
「この青いガラスのかけらとおなじようにね」と同意した
この地球がサンヨウチュウや恐竜やマンモスを乗せて
幾たびも太陽の周りを巡ってきた長い時間と闇を
僕らは思い浮かべた
見上げると月はまん丸くなって中天を几帳面に移動している
部屋のガラクタたちも元通り整列し始めていた
窓の外にユニコーンの影が待っている
そして月がお前の帰り道を照らしていた
入賞おめでと！
東京には空がないと智恵子は言ったけど、月は見えるのね！
土星や木星はいくつもの月が出て、もし土星人や木星人がいたら、きっと地球とは全く異なるおとぎ話を作ったろうね！かぐや姫も何人もいて収拾がつかない状態になっちゃうかも！
星や月がなかったら、文学の何％かは生まれなかったと思うとちと面白い！
「オツベルと象」だってなかったね、きっと！(>_<)
ユニコーンに跨って来たのは精霊の守り人 ナンチッテ！
録画して見たけど２話までまあまあ楽しめたよ！
でも、設定が韓流ドラマ「太王四神記」みたいな、あれ、チャングムみたいな・・・
あっ！王宮の話じゃないけど
満月には不思議な力があるよね！
昔の人類が仰ぎ見た自然や精霊の記憶が蘇るような・・・
本能が文化や文明によって覆われ、忘れ去られてしまった現在も
満月を見ると神聖なものを、神や超自然的なものの存在を思い出すような・・・
ウミガメは満月の夜産卵し、狼男は満月の夜変身する！満月は様々な動物の生理に大きな影響を及ぼす！
人間だって満月を見ると浮気したがるし、 う？
月餅を思い出し、ウサちゃんのつき立てのお餅を連想する！アリャ！
コーシーって誰？
ってわけでググってみたら、なっなんとコーシーの積分公式なんたらかんたら・・・
おぬし、ただ者ではないな！ し、知らんぞ！そんな公式もコーシーも！
江戸っ子がコーシー飲んじゃった！？
負けた！りあたんって見かけによらず、どんな見かけじゃい？数学得意だったのか！？
キャンキャン！負け犬の遠吠え！(>_<)
そうです、リュウさんのおかげで、ランキングの1桁台がもらえましたｗｗｗ
月って不思議ですよね。
私が住んでいるところは団地で地が明るいので
月以外、見えないです。
星はどこいった。
そんな私は花粉症で頭が爆発しそうですｗｗｗ
何が起こってもおかしくない。
ユニコーンに跨った者は、何処から来たのか？
部屋のあちこちで光り始めたがらくた達の記憶の川を遡りながら
遥か未来で、人間の美しさを確認し合った。
・・・月が満ちた時ユニコーンに跨った者は帰って行った。
元通りになった部屋で満月が魅せてくれた幻想に酔おう☆
蒼の軌道をかすめ未知が覗く
コーシーの世界へよぅこそ♪