イスラム勢力、戦闘機を撃墜 操縦士を拘束
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- 2016/04/07 01:53:20
シリア人権監視団(英国)によると、シリア北部アレッポ南方で5日、シリア軍戦闘機がイスラム勢力に撃墜され、脱出した操縦士が拘束された。国営シリア・アラブ通信によると、シリア軍も撃墜を確認、地対空ミサイルが使われたと指摘した。
監視団によると、操縦士は国際テロ組織アルカイダ系の「ヌスラ戦線」に拘束され、拠点に移送されたという。シリア軍は救出作戦を開始した。
アレッポ南方ではヌスラ戦線とその共闘勢力が攻勢を強め、シリア政府軍とロシア軍が空爆を強化している。
シリアでは政府軍と反体制派の間で一時停戦が発効しているが、過激派組織「イスラム国」(IS)とヌスラ戦線は停戦の対象から除外され、米軍も作戦を続けている。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/160406/wor1604060005-n1.html
撃墜された機体は、旧ソビエト製スホーイ17の輸出バージョンの、Su-22だと言う事です。
エンジンはMiG-23の搭載するツマンスキー設計局製のターボジェットエンジンR-29-300を元に開発されたR-29BS-300が採用され、ペルー、リビア、アンゴラ、アフガニスタンで採用されています。