灰汁巻き
- カテゴリ:日記
- 2016/04/10 21:59:04
今日は日曜
残業明けの身体がひたすら眠い
お腹がいっぱいなのは
灰汁巻きのせい
舌にうっすら残る
少しピリピリするアルカリ性は
皮蛋のアレ
に似ている
鹿児島の5月の節句に食べる郷土菓子
大虫の枝垂れ桜祭りに行った親が買ってきた
鹿児島出身の地元の方が自宅で作った物を売っていたとのこと
3日灰汁につけ込んだもち米を竹の皮に包んで3時間煮たもの
桜の下のブルーのクーラーボックスから出てきた
濃い飴色のゆんわり重い柔らかいわらびもちのような食感
少し癖のあるピリピリがうっすらうっすら舌に巻き付く
まぶした黄な粉が香ばしい
とある昔
鹿児島出張の折
鹿児島駅の周りには天然の銭湯が点在
銭湯帰りに寄ったデパートのワゴンに山積みにされてた
500円ポップの立った竹包みが灰汁巻きだった
5月の節句の季節ものということで
その後探してもなかなか手に入れることができなかった
今ではネットショップで真空パック入りのものが買えるらしい
長時間煮る滅菌、灰汁や竹の皮の抗菌性で腐りにくい
薩摩では関ヶ原の戦いや 朝鮮出兵
下っては、西郷隆盛が西南戦争の際にも
保存食として持参したという
お腹パンパンになるので食べすぎ注意である。
画像検索してみたけど画像見ても味が想像できなかった(笑)